取り返しのつかない過ちを防ぐためには小さなミスを見過ごさないこと




仕事で、青ざめるほど「やっちまった~」っていうほど大きな失敗をしたことってありますか?

もしくは、ちょっと気になったことがあっても後まわしにして放置していたら大きな問題に発展してしまったっていうことって。

何事も積み重ねが大事といいますが、大きな失敗も実は小さな失敗が積み重なった結果として発生します。

今回は、小さなミスを見過ごさないことが大事ということで、割れ窓理論とハインリッヒの法則を紹介します。

割れ窓理論

アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論で、建物の窓が割れているのを放置すると、他の窓も割られやすくなるといったところから命名されています。

軽犯罪の取り締まりを徹底したり落書きをこまめに消したりすることで、重大な犯罪も起こりにくくなる、という理論。

自転車のカゴに空き缶やペットボトルが一つ入っていると、それに釣られてたくさん入れられてしまうのもこの理論で説明できます。

この理論の活用例として有名なのは、ニューヨークのジュリアーニ市長の政策です。

ニューヨークはそれまでかなり治安の悪い街でしたが、この治安対策としてジュリアーニ市長は割れ窓理論を利用しました。

まずは地下鉄の落書きをひとつひとつ消していったのです。さらに地下鉄内において多発していた無賃乗車の取り締まりにも取り組みました。

しらみつぶしのように、ひとつずつひとつずつ、小さな不正を正していくにつれて、次第に地下鉄内における犯罪が大幅に減少したのです。そして次第にニューヨークで発生していた凶悪犯罪の件数自体も減少しました。

ハインリッヒの法則

労働災害における統計的な経験則です。アメリカの損害保険会社で技術調査副部長をしていた安全技術者ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが5,000件以上に及ぶ事故事例を根拠にして導き出しました。

その内容は、1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという法則です。日本では「ヒヤリハットの法則」とも呼ばれています。

細かいミスや違和感を見逃さない

ついつい見過ごしてしまいがちな小さなほころびやミス。

もし、キレイなオフィスにゴミが落ちていた場合、それを拾うか拾わないかが運命の分かれ道。

拾えばオフィスはキレイに保たれますが、そのゴミを放置すると、ゴミを放置していいんだという認識になってしまって、どんどんオフィスは汚れていきます。

小さなミスや不正を見過ごすと、それが呼び水になってどんどん連鎖していくことに。

会社の業績が振るわないときも、挨拶ができていなかったりと基本ができていないといったことはよくある話です。

まとめ

今回は、取り返しのつかない過ちを防ぐためには小さなミスを見過ごさないことが大事ということで、割れ窓理論とハインリッヒの法則を紹介しました。

表面化する大きな失敗の下には、多くの小さな失敗が積み重なっています。

また、大きな夢や目標を追うと小さな仕事や基本的なことを軽視しがち。けれども、そういったところがちゃんとできているかが目標達成のための基本ですよね。

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