自分の限界を作っているのは自分。意識が壁を作り出す。

車の壁画




今月も後半に差し掛かってきましたね。月の目標を追っている人はラストスパートに向けて進んでいる人もいる頃でしょうか。

数字の目標設定をしていて、なかなか突破できない壁ってあると思います。

売上目標を1,000万円とした場合、なかなかその1,000万円を突破できなかったり。ただ、一回その1,000万円を突破すると、そこからはスルスルと売上を伸ばすことができたりします。

この場合、1,000万円が壁になっているわけですが、この壁は最初はなかったところに自分が作り出したもの。

今回は、ロジャー・バニスターという陸上選手を例にして、意識が壁を作ることについてです。

意識が壁を作る

1マイル4分の壁を初めて破った男

ロジャー・バニスターという20世紀半ばに中距離ランナーとして活躍した陸上選手がいました。1マイルレース(約1.6km)で初めて4分以内で走り切るという偉業を成し遂げた選手です。

当時の常識では、1マイルで4分を切るというのは不可能なことで、デイリー・テレグラフ誌によると「スポーツ最高のゴール」で「エベレスト登頂に匹敵する難しいもの」。それに挑戦することは健康に害を及ぼすと、生理学者などに言われていたそうです。

1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミが出した4分10秒03から30年以上ものあいだ記録更新がされていませんでした。

今の日本だと100m走で10秒が壁になっていますが、当時の1マイルレースでは4分が壁になっていたんです。

ロジャー・バニスターはオックスフォード大学医学部の生徒で、イギリス屈指の中距離ランナーとして知られていて、1952年のヘルシンキ五輪の1,500m走の優勝候補。しかし、まさかの4位という結果。陸上選手を辞めることも考えたしたが、1マイル4分の壁を越えるというゴールを掲げます。

生理学的アプローチや、初めてペースメーカーつけたりと、様々なチャレンジを行った結果、1954年に3分59秒04の記録を叩き出しました。

まさに歴史を作り上げた瞬間です。

その後、陸上競技を引退して神経学者となり、医者としての輝かしい貢献によって、1975年にナイトの爵位を受け、2018年3月3日にオックスフォードにて88歳で亡くなりました。

人ができたことは自分もできる

このロジャー・バニスターの偉業は、スポーツの世界で感動するよくある話の一つですが、面白いのはロジャー・バニスターが「1マイル4分の壁」を突破したあとに起こりました。

ロジャー・バニスターがパーヴォ・ヌルミが持っていた当時の世界記録を更新して4分の壁を破るのに31年。

しかし、なんとその歴史的瞬間からわずか46日後にジョン・ランディが3分58秒09という新記録を出すと、約3年間で15人のランナーたちが3分台のタイムを残しました。

統計的に考えるとありえないことですね。

ここからわかることは、人間は「人ができたことは自分もできる」。逆に言うと、「人ができていないことは自分はできない」といったように考える性質があるということです。

限界突破

今となってはロジャー・バニスターの記録は平凡な記録です。2018年10月時点での世界記録はモロッコのヒシャム・エルゲルージが持つ3分43秒13。

しかし、ロジャー・バニスターの功績は大きく、「1マイルを4分で走るのは不可能」という常識をくつがえして世界中を驚かせ、陸上ランナーの、そして人間の可能性を大きくひろげたわけです。

スポーツにしてもビジネスにしても、それまでの記録や自分が限界だと思っているところが壁になってしまいがち。しかし、本当のヒーローやリーダーというのは、そういった壁を突破して、その後に続く人たちに新しい可能性を見せる存在です。

まとめ

今回は、ロジャー・バニスターを例に挙げて、意識が壁を作ることについてでした。

今まで不可能と思えたことも、誰かが突破していくと、その後に続く人もどんどん突破していきます。

自分の記録も、そこを一度でも突破すると、次からは突破しやすくなります。

目標を設定してそこを乗り越えていくことが、自分自身の成長であり、後輩たちに見せる背中なのかもしれません。

スポンサードリンク







車の壁画

夢のティッピングポイント

大人たちそれぞれが日本の元気に!
夢をもってカッコよく生きることの提案。
マツモトダイスケが描く未来


コメントを残す