色を合わせるときの必須アイテム。それはグレーカード。

グレーカード




インターネットで商品を注文したけれども、届いた商品の色が写真の色と何か違うといった経験をしたことってありませんか?

期待していた色と違うとガッカリしますよね。

そのためにも、商品の写真では正確な色を表現することはすごく大切です。

商品は環境によって色の見え方が違うので、厳密に色を合わせることは難しいです。しかし、商品の撮影で必ず行う作業のうちの1つが色合わせ

色合わせの作業が適当だと、期待していた色と違うといったことになります。

そうならないためにも、今回はグレーカードというアイテムを使った色合わせの方法について紹介します。

グレーカード

グレーカードを準備

写真には3枚のカードが写っていますが、使うのは真ん中のグレーのカードを使います。

グレーカード

今回は携帯できるように小さめのものを使いました。

スタジオで撮る時は銀一のグレーカードを使っています。

グレーカードの写真を一枚撮影

このグレーカードを撮影環境で一枚撮っておきます。

調整前だと白熱灯の影響で赤が強く出ていますね。

写真を撮る環境でグレーカードを一枚撮っておく

撮影するときは、グレーカードを真っすぐに撮るのではなく、光源の光をしっかりと受けるように写しておきます。

今回は、天井照明がメインライトなので、その光をグレーカードで受けてカメラ方向に反射させるイメージで撮っています。

現像ソフトを使ってグレーカードで調整

現像ソフトは「Capture One」や「Lightroom」が有名です。

今回はCanon一眼レフの付属ソフトのDPPを使いました。

どの現像ソフトでもホワイトバランスツールといったものがあるので、そのツールを選択して写真のグレーカードをクリックします。

現像ソフトで調整

そうすると色味が自動で調整されて次のような感じに。不自然な赤が取れました。

グレーカードで色味が調整された画像

調整後

他の写真に適用させる

他の写真の色調整をしようとした場合は、グレーカードを写した写真の設定を他の写真にも適用させてください。

例えば、同じ環境でケーキの写真を撮ったのですが、次のように赤が強く出ています。

グレーカードによる色調整前の画像

グレーカードによる色調整前

これをグレーカードを写した写真の設定を適用させると次のようになります。

グレーカードによる色調後

本来の自然な色味ですね。

グレーカードを撮影のときに一枚撮っておくと、手間をかけずに色合わせが自動でできるので便利です。

グレーカードを使うときの注意点

色合わせに便利なグレーカードですが注意点が2つあります。

ミックス光には弱い

ミックス光とは、色温度の違う2つの光りが混ざった光のことです。例えば、1つの部屋に蛍光灯と白熱灯の両方が照明されている状態です。

例えば、マンションの内観の撮影でよく起きます。リビングの撮影で、メインライトは白熱灯だけれどもオープンキッチンのところに蛍光灯が使わているといった状態。

こういった場合は、白熱灯と蛍光灯のそれぞれの下でグレーカードを撮っておいて、それらで色調整したものをPhotoshopで合成します。

フード撮影でグレーカードを使うと赤みが抜けすぎてしまう

グレーカードで調整すると良くも悪くも色味がニュートラルになります。

料理の写真だと、少し赤みがあったほうが美味しく見えます。

工業製品などについてはグレーカードを使って厳密に色合わせをしたほうがいいです。しかし、料理などのように厳密に色を合わせる必要がない写真については、グレーカードで色を合わせた後に赤みを足してみると美味しそうに見えます。

まとめ

今回はグレーカードを使って写真の色を調整する方法を紹介しました。

正しい色を表現することは、商品の撮影ではとても重要。

目視で色を合わせるとなると結構大変ですが、グレーカードを使えば簡単に合わせることができます。

グレーカードの写真を一枚撮っておくだけなので、まだグレーカードを使ったことがない人は試しに使ってみてください。驚くほど簡単に色が合います。

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