名言を調べるのもほどほどに。名言コレクターになることが危うい理由。




「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

男の子なら一度は聞いたことがある安西先生の名言です。

インターネットを調べれば山のような名言があります。心に響くようなものや印象的なものも多いですよね。

名言は、人に何かを伝えたいときに使うと効果的。朝礼がある会社では名言を使ってメッセージを伝えている上司の方も多いのではないでしょうか。

ただし、気をつけなければいけないのは、名言を知っているだけでは頭でっかちな状態になるということ。名言に気づきがあったならば、実行に移してこそです。

今回は名言を知るだけではどうして危険かということについて深堀します。

名言コレクターになるとなぜ危ういのか

名言を知って気づきがあると、自分が成長したような気がして気持ちがいいですよね。

しかし、名言を知るだけでは意味がないばかりか、むしろ知らなかったほうがいいこともあります。

インプットとアウトプットはワンセット

情報のインプットは大事ですが、インプットだけでは意味がありません。

インプットはアウトプットとがワンセットになってこそ意味があります。

アウトプットのないインプットは趣味と同じ。

ときどきコレクターかのように必要のなさそうな資格まで取る人がいます。すぐに取れるものから、たくさんの勉強時間が必要なものまで。

しかし、アウトプットという目的のないまま資格を取り続けるのは趣味です。

消化不良の頭でっかちになってしまう

インプットばかりでアウトプットがないと消化不良になってしまいます。

知っているだけの頭でっかち状態ですね。

モノゴトの習得のステップは
知る→わかる→できる→教える

「知る・わかる」と「できる」との間には深い溝があります。打撃の理論がわかった(知る・わかる)としても、イチローのように打てる(できる)かというと全く別の話と同じです。

アウトプットのないままだと頭でっかちの状態になってしまいます

こういった人の特徴としては、「あ~、それ知ってる」と言ったりして自分を自分以上に見せたりします。しかし、実際に自分が経験したわけではないので、話をしていると中身がない薄い印象を受けます。

そうであるならば、逆に名言などの余計なインプットがないほうが動きがスムーズになりそうな気がします。

よく聞く名言で、名言が独り歩きしているもの

みんなが知っている名言でよく引用されるものがあります。

有名な名言なだけに使われることも多いですが、簡単に使ってしまって行動が伴わないことが多い名言を2つ紹介します。

まずは安西先生から。

安西先生

あきらめたらそこで試合終了ですよ…?

引用:スラムダンク(安西先生)

使い勝手がいいので、ついつい使ってしまいます。

絶体絶命でみんなが諦めたとしても、本人は最後までやり切る覚悟が大事。諦めなければ僅かだったとしても可能性が出てくる。しかし、勝負を投げてしまうとそこで終了。といった意味。

けれども、営業の仕事でも、月初では勢いがあるけれども、中旬頃からすでに諦めている人もいます。

心では無理と思っているけれども、クチでこういった名言を言うのはあまり良くないです。

言葉が軽くなってしまいますね。

スティーブ・ジョブズ

Stay hungry, Stay foolish

引用:スティーブ・ジョブズ

スタンフォード大学の卒業式の祝辞でのフレーズ。ジョブズに興味がなかったとしても、このフレーズを知っている人は多いんじゃないでしょうか。それぐらい有名です。

動画の14分12秒のところからです。

すごくシンプルなメッセージですね。けれども、この名言を実行している人は一部ではないでしょうか。

Stay hungry.

言うのは簡単ですが、どれだけ人生の覚悟があるかが求められています。

例えば、餓死しそうなほど飢えていたら食料を渇望するレベルは尋常じゃないと思います。

それぐらい人生にハングリーであるかどうか。少なくともジョブズが言っているのは「お腹が空いた」ぐらいのレベルではないですよね。

そして、成長が止まる人と、そのまま伸び続ける人がいます。

成長が止まってしまう人は、一定のところで満たされてしまってハングリーさがなくなってしまっています。逆に伸びる人は、もっと上にいきたいという圧倒的な野心や好奇心があります。顔つきが飢えていてハングリーさを感じます。

Stay foolish.

否定されたらつらいのは当然です。失敗したら笑われるかもしれません。

だからこそ夢に向かって全力を尽くし、愚かでありながら戦い続ける必要があります

人の目を気にしながら小賢しく立ち居振る舞っていたら、自分の夢もどんどん小さくなってしまします。

周りから馬鹿にされても志高く。

Stay foolishを言うのは簡単ですが、実際に実行できるほどの情熱が大切です。

まとめ

今回は名言を集めるだけで実行しないことの危険性についてでした。

名言を知ると、人生の真理を知ったような気にもなるので自分が成長したかのような錯覚に陥るときがあります。しかし、実際に行動というアウトプットに移してこそ価値が出てきます。

アウトプットがないと、知識だけが増えてしまって行動が複雑になってしまいます。消化不良で頭でっかちになってしまう印象ですね。

それだったら、むしろ知らないほうがシンプル。

インプットとアウトプットはワンセットです。

名言を仕入れたときはアウトプットを意識してみると、それが血肉になって言葉の重みも増すのではないでしょうか。

そういった人生を勝負している人から新しい名言が生まれていくんだと思います。

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