大きく飛躍するためにムーンショットを狙ってみる

満月

「日々頑張っているけれども、なかなか現状を打破できない…」

「一生懸命やっているのに現実が変わらない…」

何年も一生懸命取り組んでいるにも関わらず、業界内でも埋もれてしまうようなことってありませんか?

日本人の気質として、コツコツと愚直に取り組むことや、改善してより良くしていくといったところがあります。

それは非常に優れているところだと思いますが、場合によっては小さな変化を積み上げることよりも、大きな変化を狙ったほうが状況を変える力があります。

今回は、アポロ計画のムーンショットを例に、大きな変化がイノベーションを起こすことについてです。

ムーンショット

直訳すると「月へのロケットの打ち上げ」となります。

どういったことかと言うと「非常に困難だけれども、実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な挑戦」のことです。

かつてケネディ大統領が「10年以内に月面に人類を着陸させ無事に地球に帰還させる」と宣言しました。

アポロ計画と言われるこの計画は、当時の常識、技術レベルからは非常にかけ離れた壮大で困難な目標。

「簡単だからやるのではない。難しいことだからあえてやるのだ」とケネディ大統領は当時説明していました。

しかし、アポロ計画を聞いた当時の人々は、小さい子供から大人まで、誰もがこの計画の実行の支持にまわりました。

大きな挑戦が多くの人の心に響き、人々を奮い立たせることになったのです。

そしてこの計画は10年もかからずに実際には8年後に目標は達成されました。

10%よりも10倍の飛躍

ムーンショットの例として有名なのがGoogleの「10%ではなく、10倍大きく考えよ」といったものがあります。

10%伸ばすというのは既存の取り組みの延長でイメージできます。

売上1,000万円だったところを1,100万円にするためには、小さな改善を加えるのか、もしくは気合でできてしまうこと。

もし気合でやって成果が出た場合、売上を伸ばすためにはそれ以降も延々と気合でやってしまいがちです。

このアプローチだと、頑張っているのでそれなりの成果は出ますが、それと引き換えにどんどん疲弊してしまうといった結果になります。

10%伸ばすという代わりに、売上1,000万円の10倍の1億円を狙うといった状況だとどうなるでしょう?

根性論でどうにかなる話ではなくなってくるので、根本的な発想を変える必要が出てきます。

大きく飛躍するには、困難ではあるけれども壮大な目標を持つことで発想の転換を促すことができるのです。

まとめ

今回は、アポロ計画のムーンショットを例に、大きな変化がイノベーションを起こすことについてでした。

改善を積み重ねていくことはとても大切です。

ただ、現状の延長線上だけで考えていると、時には思考が縛られてしまってイノベーションを邪魔してしまいかねません。

全てを変えてしまうのは足元がグラついてしまうことにつながりますが、新しくムーンショットを狙った事業を立ち上げたり、日々の業務でも一定の割合で発想を大きく変える必要がある大きな目標を持つことは、現状の閉塞感がある状況を打破するために有効です。

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