雨を写真で表現するときのコツは間接的に撮ること。




写真は同じ被写体であったとしても撮り方によって全然印象が変わってきます。どのように表現するかはカメラマンの腕次第。

直接的に表現することもできますし、間接的に表現することも面白いです。

今回は雨を題材にして、間接的に表現することを紹介します。

直接的に雨を表現すると伝わりづらい

直接的な表現でも、間接的な表現でも、撮影者が狙って撮っていれば問題ありません。

ただ、雨の場合だと、直接撮るのは結構厳しいです。

この二枚は、傘をさしているので雨が降っているのは想像できますが、雨をメインの被写体とした場合、雨が降っているのかどうかわかりません。

雨は無色透明で動くスピードも速いので、雨の写真を撮ろうとしてもなかなか思うように撮れませんよね。

間接的に雨を表現すると撮影の幅が広がる

雨を直接撮るのではなく、雨が降っていることが想像できるように間接的に撮れるようになれば、表現の幅がぐっと広がります。

次の例を見てみてください。

水面を雨が打つシーンを撮れば、雨であることが想像できます。

また、水滴を撮ることでも状況が想像できますよね。

直接的な表現も、間接的な表現も、被写体に合わせて撮影できれば表現の幅が広がります。

どのように表現するかはカメラマンの感性次第。

ある一つのテーマをどのように表現するかは、カメラマンそれぞれの感性次第です。

そして腕の見せ所でもあります。

例えば、キスシーンといった場合でも、直接的な表現もあれば間接的な表現もあります。

次の写真は、フランスのカメラマンであるロベール・ドアノーが撮影した「パリ市庁舎前のキス」。

撮影:Robert Doisneau

直接的にキスシーンを表現することで力強い情熱を感じます。

そして、今度は逆に間接的な表現として、エリオット・アーウィットの写真があります。

First of a Million Kisses Import」のカバージャケットに使われたことでも有名な一枚です。

撮影:Elliott Erwitt

直接的に撮るのではなく、車のミラーを使って表現をすることでウィットに富んだ品性を感じますね。

直接的な表現にせよ、間接的な表現にせよ、どっちがいいというものではなく、カメラマンがどういった表現をしたいかです。

普段は直接的な表現だったとしても間接的な要素を入れると、写真を見る側からすると、想像することの余白ができるのが面白いところです。

まとめ

今回は雨と歴史的な写真を例にして直接的な表現と間接的な表現を紹介しました。

状況に応じて選択できると表現の幅が広がります。

また、試行錯誤しながら撮影すると写真の腕も上達しますし、何より楽しいですよね。

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