レタッチ作業のうっかり防止。トーンカーブで品質チェック。




Photoshopなどのソフトを使って撮影のあとに自分でレタッチをしている人も多いのではないでしょうか?

プライベートでのレタッチであればちょっとしたミスも問題になりませんが、仕事としてのレタッチでは小さなミスが命取りになることも

パソコンの画面で確認したら気にならなかったところも、プリントしてみると粗(あら)が目立ったりすることもあります。

例えば、合成のつなぎ目がキレイにつながれていないといったことがあったり。

今回はトーンカーブを使って簡単に粗を発見する方法を紹介します。

トーンカーブで簡単に粗を探す方法

今回はサンプルとして、次のような画像のグレー背景を伸ばす作業を例にやってみます。

オリジナル画像

背景を伸ばす前のオリジナル画像

Photoshopを使ってサッと伸ばしました。

最終確認前の画像

背景を伸ばした後

パッと見た感じでは背景が問題なく伸びていますね。

ただし、これで完了してしまうと仕事としてはNGです。場合によっては問題になります。

背景を伸ばす作業に粗がないか、確認してみましょう。

こういったときは、次のようなトーンカーブをレイヤーの一番上に乗せてみると粗がないかが見えてきます。

確認用トーンカーブ

確認用トーンカーブ

確認用トーンカーブ

確認用トーンカーブをレイヤーの一番上に乗せる

そうすると、極端なトーンカーブなので、粗がひと目でわかります。

確認用トーンカーブ適用

画像を横切るように線が入っているのと、右上がベタ塗りになっていて粒子感がなくなっているのがわかりますね。

横の線などは、パソコンの画面では目立たなかったとしても、印刷の工程にまわった時にうっすらした線として見えたりします。

タイヨウ
大量に印刷した後にこういった問題が見つかると最悪です。印刷し直しといった事態に発展する可能性もあります(> <)

そういった事態にならないように、丁寧に修正をします。

次の画像が修正した画像です。

最終

修正後

先ほどとあまり変わらない印象を受けますが、もう一度先ほどのトーンカーブを適用させてみると一目瞭然。

チェック後

修正後に確認用トーンカーブ適用

横の線が消えて、右上にも粒子感が出ていますね。

ひと手間加えるだけで、レタッチの品質を確保できます。

レンズのホコリ探しにも

極端なトーンカーブは粗を目立たせるので、レンズやセンサーのホコリ探しにも使えます。

ホコリ探しをする場合は、黒以外の単一色を撮影すると見つけやすいです。

次の画像に先ほどのようなトーンカーブを適用させてみましょう。

ホコリ確認用画像

レンズのホコリ確認にも

そうすると、一目瞭然でホコリの位置がわかります。

チェック用トーンカーブ適用した画像

確認用トーンカーブ適用

大事な撮影の前にはホコリの確認はお忘れなく。

ホコリが写っていたとしてもレタッチでどうにでもなると言えばなるのですが、レタッチは手間もかかりますし、オリジナル画像がキレイなほうが最終的な仕上がりもキレイになります。

まとめ

今回は、レタッチ作業でうっかりやってしまいがちな作業の粗をトーンカーブを使って確認する方法を紹介しました。

レタッチができれば、写真の表現の幅がかなり広がります。

しかし、一つ一つの作業の品質が低ければ、最終的な仕上がりの品質も下がってしまいます。

こういった確認作業はレタッチャーであれば当たり前にやっていることなので、まだやったことがない人は取り入れてみてください。

 

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