本当は自分が正しいと思っていても、他の人の意見に左右されて引っ込めてしまうことってないですか?
そこでこの記事では自分を信じることで道が開けることについて書きます。
2分くらいで読めるので、まずはご一読を!
絶対に正しいことはない
多くの場合、権威と呼ばれる人の考えや経験値の高い人の意見というのは正解に見えます。
それは当たり前の話で、経験値が高いからこそ見えている世界があるので、素人や経験不足な人のほうが判断材料も少なく正解を導き出すのは困難です。
だからこそ注意が必要なのが、権威がある人の考えでも時には間違っているということ。
世の中に絶対に正しいことといえば、人間がいつか死ぬことや、昼は明るく夜は暗いといった原理原則ぐらいで、人の考えることが必ず合っているということはないでしょう。
時代や状況によっても正解は変わりますしね。
中世では教会主導の価値観のもと、地球は平面であったことが常識でしたが、今では地球を平面と考えている人はほとんどいないでしょう。
物事に絶対はないわけです。
自分の考えを信じることで道は開ける
とはいえ、世の中の常識からずれることには勇気が必要です。
権威のある人の意見は多くの場合正しいわけですし、特に自分が未熟だと自分の考えが正しいとはなかなか自信を持っては言えないでしょう。
けれども、自分が正しいと思ったらそれを声に出すことはとても大切。
例えば、ワイン業界に非常に影響力のあるロバート・パーカー。彼がつけるパーカーポイントはワインの市場価格に大きな影響を与えます。
もともと彼はワイン好きの弁護士でした。二年目に弁護士として稼げるようになり、仲間内でワイン会を開きます。
あるビンテージワインを飲んだときにみんな黙り込んでしましました。そのときパーカーが言ったのが、 「お前たちの言いたいことはわかるよ。まずいだろ」
自分が味音痴と思われるのを恐れてみんなが言いだせないのを、パーカーが代弁したわけですね。
そこからパーカーはワインの評論を始めるわけですが、 1982年のボルドーワインをフランスの評論家が相手にしなかったのに対して、パーカーが一人「世紀のヴィンテージ宣言」をしました。
これが当たって、パーカーは神の舌をもつ男といわれるようになります。
周りと別のことを言うのは勇気が必要ですが、自分が本当にそうだと思ったら、声を出してこそ道は開けます。
常に余白を持つ
自分の考えに自信を持つことは大事ですが、それには自分の考えは本当に正しいのかという余白を持つことも大事です。
特に年齢を重ねたり、自分の実力が周りより突出していると、自分の考えが正しいと錯覚してしまいがちです。
けれども、歴史的指導者が調子にのったときに階段から転げ落ちるように、自分の意見が絶対に正しいということはありません。
若いころはいいですが、30代を超えたあたりから怒られる回数もどんどん減っていきます。
だからこそ、自分の考えが本当に正しいかを客観的に見れるように、考える余地をを持つことが大切なわけですね。
まとめ:
この記事では次のことを書きました。
- 他の人の意見が正しいように思えても、絶対に正しいということはない。
- 自分の考えを信じることで道は開ける。
- 自分が常に正しいという思い込みは危うい。
他の人の意見が正しいように思えても、本当に正しいかどうかはわからないですし、自分に別の意見があれば声に出したほうがいいでしょう。
そうすることで、道が開ける場合があります。
勇気が必要だと思いますが、それも挑戦ですね。
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