もしタイムスリップして小学生の自分に出会ったとしたら、あなたはどんな大人に映っていますか?
子どもの頃に憧れたマンガの主人公のように、
夢をもったカッコイイ生き方の提案。
「俺って何のために今の仕事してるんだろ?」
「でも生活するためにはお金が必要だし。続けなきゃ・・・」
学生の頃はアツイ夢があったのに、社会に出るといつの間にやら会社の数字を追うことが自分の人生の目標になっていたりしませんか?
現実は甘くない。仕事をしないと生活するお金が手に入らない。
だから、平日は与えられた仕事を責任を持ってやって、週末でストレス発散する。
そして、気がつけば一年が過ぎている。
そうやって生きるのって、自分の人生なのに窮屈じゃないですか?
子どもの頃、親の目を盗んでテレビゲームをしたぐらい、人生に夢中になれたら楽しそうです。
「でも、やりたいことなんか別にないよ」
本当に?
「夢は知識である」という考え方があります。
夢を持つにもまずは知る必要があるという意味です。
世の中には色んな生き方や、色んな志や、色んな仕事があります。
夢がなければ、まずは世の中を知ること。
小さい頃には夢があったのに、大人になると夢がなくなる。
できることが増えているはずなのに夢がなくなるって不思議じゃないですか?
きっと大人になるにつれ、できないと思いこんでしまうんでしょう。
「プロ野球選手になりたい!」
子どもの頃は「できるかできないか」ではなく、「やりたいかやりたくないのか」で判断していたはず。
自分の心がワクワクするかどうか。
極端な話、「アイドルの〇〇と付き合いたい!」というのも立派な夢だと思うんです。
社会的な正義に背かない限り、自分がやりたいと思うことはやったほうがいい。
きっと本気で叶えたい夢は見つかります。
それでは質問します。
「あなたの夢って何ですか?」
「何に本気で挑戦していますか?」
今は大人が夢を持っていることが少数派かもしれません。
けれども、みんなが夢を持って応援しあえる社会になったら楽しそうじゃないですか?
「〇〇をやりたいんだけど、☆☆ができる人を知らない?」
「だったらこんな人知ってるよ。」
そういった社会。
イノベーター理論というものがあります。
マーケティングの知識のある方はご存知かと思いますが、「新製品や新サービス、新しいライフスタイルが世の中に浸透する過程を5つのグループに分類した理論」のことです。
思い出してみてください。
iPhoneが発売された当初はiPhoneユーザーは完全に少数派でした。
一部のマニア気質の人が購入したぐらいです。
そこから徐々に浸透していき、爆発的にヒットして、今ではガラケーを持っている人が少数派です。
時代が変わった瞬間ですね。
それまで小さく変化していたある物事が、突然急激に変化する時点を「ティッピング・ポイント」と言います。
数字としては「イノベーター」と「アーリーアダプター」を足した16%。
世の中の16%の人に支持されれば、爆発的に普及します。
夢についても同じで、「夢に向かって挑戦している人」が世の中の16%に達したときに、爆発的に広がっていきます。
そうなれば、夢を持つ人が少数派から多数派に変わる。
そうなったら楽しくないですか?
だから、まずは自分たちが16%に入る。
本気で夢に向かって挑戦する生き方。
そうすれば、きっと小学校の自分も大人になることが楽しみになると思うんです。
子どもに夢を与えられるカッコイイ大人に。
そういった生き方の提案です。