何かに取り組んでいるのになかなか上達しないことってないですか?
そこでこの記事では、上達速度が早い人に共通する特徴について書きます。
具体的には次の順番にご紹介していきます。
- ”目”より先に”手”が肥えることはない
- 同じ努力でも、早く上達するための秘訣は?
- 日本古来から伝わる守破離という上達の方法
2分くらいで読めますし、上達の速度が思うように上がらないと思っている方は、まずはご一読を!
”目”より先に”手”が肥えることはない
何かに取り組んだときに上達するには努力が必要ですが、同じ努力をするにもできるだけ早く成長したいですよね。
上達速度について、呪術廻戦という漫画を読んでいたときに目に留まった一節があったので紹介します。
「”目”より先に”手”が肥えることはない」
良し悪しを見抜く”目”を養わねば作品を生み出す“手”の成長は望めない。
表現者の間でよく使われる文句。
これはあらゆる専門(ジャンル)に共通し”目”の良い者の上達速度はそうでない者のそれを遥かに凌駕する。引用:呪術廻戦
早く上達するための秘訣は?
引用した一節からもわかるように、上達するために大切なのは”目”であり、”目”を養うことが大事です。
つまりは意識して観察することが大事なわけですね。
例えば絵が上手くなりたいと思っていたら、上手い人の絵を見ることが大切。
私もカメラマンアシスタントをしているときは、お師匠が撮影しているときは何を考えてるのかを想像して、その動き方を観察していました。
ボーッと取り組んでいてもなかなか上手くなりません。お手本となるようなものをしっかりと観察することが大切。
しばらくすると、だんだん目が肥えてきます。
すると目標と自分とのギャップに気付くことができるので、その差をどんどん埋めていくという作業になるわけですね。
日本古来から伝わる守破離
日本で道が付くものに共通する、習得の流れというものがあります。それは「守破離(しゅ・は・り)」というもの。
ここでいう道が付くものというのは、茶道や剣道や柔道などのことですね。
では、守破離とはどういったことでしょうか?
日本に古来から存在する道が付くものは「型」を非常に大事にしてます。全てに基本となる「型」があります。
まずは「型」をしっかり守って基礎固めから始まり、十分に基礎ができると「型」を破って自分なりのスタイルを作っていきます。
そこから修練を積み重ねることで、「型」にとらわれない自分独自の境地に到達する。
この一連の流れを守破離と表現していて、最初に大事になるのが「型」を守るという段階です。
ただし「型」を守ることは大事なのですが、闇雲に「型」を守っていても人によって上達速度に差が開きます。
その原因が「観察」しているかどうかです。
観察していると自然と目が肥えていきます。
動作の良し悪しがわかるようになるので、「守」の段階でも取り組み方の質が変わるので成長速度が変わることに。
その状態で「破」の段階に進むことで、さらに早く成長することができるわけですね。
まとめ
この記事では次のことを書きました。
- ”目”より先に”手”が肥えることはない。
- しっかりと観察しながら努力を続けている人は成長速度が早い。
- 守破離が上達のための王道であり、観察することでしっかりとした型を身につけられる。
目が肥えている人のほうが、良いものと悪いものの見極めができます。
ただいきなり最初から目が肥えているということはないので、しっかりと観察することで自分の中に情報をインプットする必要があるわけです。
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