目標達成のために頑張ることがあると思いますが、そもそも頑張ることっていいことなのでしょうか?
この記事では、頑張らないほうがいい理由について書きます。
2分くらいで読めますし、まずはご一読を!
頑張ると褒められる罠
そもそもどうして人は頑張るんでしょうか?
その理由は頑張ることが良いことであると考えているからです。
子供の頃、普段以上のことをやって頑張っていたら大人が褒めてくれましたよね?
褒められるということはプラスの価値付けで行動が強化されるので、頑張ることは良いことだと思うようになります。
頑張った結果、好ましい結果が手に入る経験をしたら、何かを手に入れるには頑張る必要があるといった意味付けもされるようになります。
しかも結果が出たら褒められます。
このようにして、頑張ることは良いことであるという価値観ができていくんですね。
頑張っている状態は異常
目標に向かって努力する姿勢は大切ですが、頑張らなければ結果が出ないというのはちょっと違います。
むしろ頑張るということは異常で、頑張りすぎると歪が生まれます。
仕事などの納期の関係で徹夜をする機会がもしかしたらあるかもしれませんが、徹夜で仕事をするって異常ですよね?
だったら、徹夜にならなように前の工程を見直す必要があるわけです。
異常なことを繰り返しているとどっかで身体を壊すことになりかねません。
スポーツ選手でも、ここぞというときにストレスが掛かり過ぎて普段どおりのプレーができなかったというコメントを残すことがありますが、平常でいることが大切なわけです。
必要なのは適度なストレス
今以上に成長したり目標達成するために必要なのは適度なストレスです。
ストレスをかけることで実力以上の力が出るようになります。
例えば目標値が前回の実績値と同じであらば油断してしまって成長することはないでしょう。
けれども、20%アップなどの目標値を設定することで適度なストレスがかかって行動が促されます。
大切なのは、適度なストレスをかけて結果を出すために頭に汗をかくこと。
時には頑張る必要があるかもしれませんが、頑張るのは最終手段です。
常日頃からマンパワーで無闇に頑張るとどこかで負担に耐えられなくなってしまいますし、いざというときに踏ん張りが効かなくなってしまいます。
まとめ
この記事では、頑張らないほうがいい理由について書きました。
日本では頑張ることが美徳とされていますが、大切なのは結果を出すこと。
そのために頑張ることは必ずしも必要ではありませんし、頑張っているとどこかで身体を壊してしまいます。
平常心で淡々を進めていくことが大切なんですね。