カメラマンになるには?コネなし経験なしの27歳の私が広告の写真スタジオに入社するまでの転職活動




この記事は、普通に就職したけれどもやっぱりカメラマンになりたいと思った人向けのものです。

いざカメラマンを目指そうと思っても、実際にどんなステップを辿ったらいいかわかりづらいですよね。

おそらく普通に就職していると周りにプロのカメラマンもいないでしょうから相談できる人もいないでしょうし。

今回はそういった人向けに、広告の写真スタジオに就職するために取った具体的な方法を紹介します。

目指したのは広告のカメラマン

カメラマンと言っても色んな種類のカメラマンがいます。

  • ブライダル
  • 広告
  • 報道
  • スポーツ
  • 七五三などを撮る写真館 などなど。

当時、私は旅をしながら写真を撮って生活できたらと思ってました。ただ、カメラマンを名乗るからにはしっかりとスキルを身に着けたいとも思っていました。

既に27歳という年齢で、写真の学校に通っている人と比べると出遅れた感がありました。今から学校に通うと2年~4年さらに時間がかかってしまいます。時間がもったいない。

そこで私が考えたのが、広告の写真スタジオに就職するといったもの。なぜなら、広告の写真は人物・物撮り・フード・建築などなど、あらゆるものを撮影する必要があります。しかもスタジオでのライティングスキルも身につきます。

人を撮るのが好きだったのでブライダルのカメラマンも考えたのですが、幅広い撮影経験を積みたいと思ったので写真の広告のスタジオに入ろうと思いました。

そこで経験を積めば、どのジャンルのカメラマンになったとしても通用するのかなと。

マツモト
広告のカメラマンって芸能人の撮影があったり華やかでカッコイイ印象がありましたしね(笑)

転職活動をするにあたって3つ作戦を考えて実行しました。

作戦1:ハローワーク

私の場合、会社を辞めてからカメラマンへの転職活動をしたので、雇用保険の受給申請の兼ね合いもあって地元奈良県のハローワークにまず行きました。

ハローワークにはカメラ関係の求人もありました。ただし、ほとんどは結婚式場か街の写真館のカメラマンの求人。そもそも奈良県には広告の写真スタジオはほぼないので当たり前と言えば当たり前ですね。

ハローワークで紹介してもらった結婚式場でバイトで2ヶ月ほどアシスタントとして働きました。広告の写真スタジオに就職が決まるまでという条件で働かせてもらったのですが、ブライダルカメラマンの手際の良さが衝撃的だったのを覚えています。

マツモト
カメラマンとしての下積みは地方でやろうと思ってました。地方は仕事の量が少ないので良くも悪くも仕事が選べません。そのため、ある程度何でも撮影できる必要があります。幅広いカメラスキルを手に入れたいと思っていたので地方を選択しました。地元も地方でしたし。

作戦2:Google先生に聞く

元々が理系出身でSEをしていた私に広告業界へのコネがあるわけもなく。

ハローワークに狙った求人情報がなかったので、次に頼ったのがGoogle先生でした。困ったときのGoogle先生。

「広告」「写真」「大阪」「スタジオ」で検索するとGoogle先生が大阪にある広告の写真スタジオのリストを出してくれます。

スタジオのホームページを上から順にチェックしていって、働いてみたいところがないかを確認。

そして、求人情報がないかチェックしていきます。

求人情報(recruit)がある場合
そのまま応募します
求人情報(recruit)が見当たらない場合
求人がないか問い合わせます
「現在求人していない」と明記されている場合
求人が出たら是非志願したい旨を伝えます

30社ほど応募したり面接を受けてみたりしたのですが全滅でした……

考えたら無理もない話で、大学院を卒業してメガネを掛けた元・SEの27歳のインテリっぽい人材って使いづらいですよね。例えば、25歳のカメラマンが27歳のカメラアシスタントを扱うよりも年下のほうがやりやすいでしょうし。写真学校を出たてのまだ何色にも染まってない柔軟な人材を普通は採用したいはずです(笑)

マツモト
ちなみに、メガネを掛けている人はコンタクトにしてから応募したほうが印象がいいです。カメラマンはメガネを掛けているとファインダーをのぞけないですもんね。

面接に行った時に「採用することになったらコンタクトに変えてね」って何回か実際に言われました。実際は落とされましたが。

作戦3:目指すカメラマンの経歴を調べる

転職活動を始めて2ヶ月経っても就職先が決まらず、さすがに焦りだしました。

何か作戦がないか考えていたところ、B’zのカバージャケットを撮っているカメラマンが誰かに興味を持ちました。私はB’zが好きなので。調べてみるともちろん有名なカメラマン。その人の経歴を今度は調べました。

もともと大阪でカメラマンアシスタントをされていたみたいで、独立する前に師事していたカメラマンが今でも大阪でスタジオ経営をしているとのこと。自分もその人に師事することができればアーティストの撮影ができるぐらいのスキルが身につくのではと思い大阪のそのスタジオにコンタクトを取りました。

結果的に、そのカメラマンに拾ってもらって無事カメラマンアシスタントとして就職することができました。

就職してみてわかったのですが、私の就職したスタジオはホームページは依然からあるのですが、ホームページに力を入れていなかったのでSEO対策ももちろんしておらず、Googleで検索しても出てこないスタジオでした。

業界では有名なスタジオでも、一般的には知られていないスタジオもたくさんあります。有名カメラマンの経歴から探ってみるのも有効な手段です。

マツモト
就職先が決まらず、ブライダルカメラマンのバイトをしながら先行きが不安な状態だったので拾って育てていただいたお師匠には感謝しかありません。

まとめ

今回は社会人がプロカメラマンになるルートとして、私が通った広告の写真スタジオに就職する方法(体験談)を紹介しました。

実務経験がない27歳が就職するのは新卒よりも確かに大変ですが、やる気があれば全然可能です。

むしろ本当に大事なのは就職した後。どれだけ貪欲に成長したいと思って行動に移せるか。

広告業界は勤務時間も長くカメラマンアシスタントは給料も安いです。しかしそれ以上に、カメラワークやスタジオライティングや仕事の進め方など、吸収できることが多いです。

プロのカメラマンを目指す方は広告のスタジオに就職してみるのもいいのではないでしょうか。

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