【書評】仕事が楽しい人も楽しくない人も読んだほうがいい「仕事は楽しいかね?」

仕事は楽しいかね?




タイトルからすると、仕事を楽しめていない人にオススメの本かと思いきや、仕事をしている人全員にオススメしたい本です。

先輩から勧められた本でしたが、表紙が子供っぽかったので積読になっていたのですが、読み始めたら面白い面白い。

仕事に対する価値観をガラッと変えられました。

どんな本

初めて読んだのは随分前ですが、「試してみる」こと自体が楽しいことに気づかせてくれた本。

それまでは結果が出ないことには楽しくなかったのに大きな変化です。

本書は、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」と、そこで出会ったある老人との会話で展開されていきます。

将来への希望もなく日々仕事に追われる「私」と、実は企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家の老人。

「目標を立てるな」といったような唐突に繰り出される老人の言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていきます。

ストーリー仕立てなので読みやすいですし、書かれているメッセージはすごくシンプルです。

新しいことを試してみることは楽しいし、試してみることに失敗はない。

本書を読むことで試してみることが楽しいと思えるようになります。

1. 試してみることに失敗はない

本書の1番のメッセージがこの言葉。

「試してみることに失敗はない」

こうしたメッセージは特別なものではないですが、本書を読む内にこのシンプルな言葉にたくさんの情報がつまっていることに気付きます。

2. 何度となく”表”を出すコインの投げ手は、何度となく投げているのだということを。

1,000人が参加するコイン投げの競争、表が出たら勝ち、裏が出たら負け、こういった競争を想定した場合、1,000人の人がコインを投げるとだいたい500人が表が出て勝ち残ります。そしてもう一度投げる。これを繰り返すと、7回投げると8人が勝ち残ることになります。

また、今まで読んだ素晴らしい小説の中で、ベストセラーにならなかった本が何冊あるか。芽の出ない地方の役者で有名俳優と同じくらいの実力がある人が何人いるか。

実力があったからと言って必ず成功するわけではありません。一発必中を狙ってどれだけ多くの人の夢が破れたことか。

大切なのは試行錯誤を繰り返しながら「試すこと」を「続ける」こと。

コインを投げ続けることです。

チャンスの数が十分にあれば、チャンスは味方してくれます。

3. 事実というのは弱い者につけ込む

人は都合のいいデータを見ます。

欲しい車があったら、その車のいいところを積極的に探して見るようになります。

自分が弱気だったら、弱気になるようなデータに目が行くようになります。

大切なのは、これだと決めて、それから事実を調べること。

4.他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じ様な人間になることで達成しようとしているんだ。

すごく滑稽なようですが、実際に多くの人がやっていること。

人よりも優れた人材になろうとしているけれども、他人と違うことに不安を感じて同じ様な行動を取る。

みんなと一緒だと安心を感じますもんね。

けれども、より良くなろうとつねに違った自分を目指さなければならない。つまり、たえず「試し」続けていくこと。

5. 試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。

業界トップの会社も、その地位にあぐらをかいていたら、あっという間に競合に抜かれてしまいます。

止まったまま動かない標的は撃ちやすいですよね。

完璧だと決め込んでしまったら、それ以上はよくならずライバルに追い抜かれるのをただ待つだけになってしまいます。

完璧とは、ダメになる過程の第一段階。

試してみる全てのことがうまくいくわけではないし、すべての決定が素晴らしいものでもない。そんなことはあり得ないですが、何かをやってみると必ず何かを学びます。

だからこそ、「試してみることに失敗はない」と言えます。

まとめ

仕事をするうえで、すごく大切な考え方が書かれている本です。仕事に限らず生きるうえでも大切な考え方です。

試してみることに失敗はない。

試してみること自体が楽しいですし、試してみるからこそ新しい自分になれます。

本書は内容的にも素晴らしく、ストーリー仕立てで読みやすいので、仕事をしている全員にオススメしたい一冊です。

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