人は誰しも短所を持っています。
人と比べて優れている部分もあれば、「もっと〇〇だったらいいのに…」といったようにコンプレックスを感じる部分もあると思います。
こういった短所は、気にはするけど向き合わないで見ないフリをしようとすると、心の中でどんどん熟成されてしまって心の重荷になってしまうことも。
短所を理由に何かを諦めてしまうのももったいないですよね。
今回は、そういった短所との向き合い方についてです。
まずは、短所と向き合うのか、向き合わないのか
人にも認めてもらえる自分の長所は気持ちのいいものですが、短所となると目を逸らしてしまいがち。
人と比べて劣っているもが短所なので、見たくないのは当たり前ですよね。
けれども、短所を放置するとコンプレックスになってしまって、心の中でドス黒い感情になってしまいます。
自分だけならまだましで、周囲が気を遣ってしまうこともあります。
例えば、男性の悩みである頭のハゲ。
最近のハリウッド・スターはスキンヘッドの割合も多くなってオシャレとも思えますが、ハゲを隠そうとすると本人もハラハラしますし周囲もドキドキすることがあります。
ハゲが短所かどうかはさておき、まずは短所と向き合うかどうか。
人のたくましさは困難な状況でも逃げず立ち向かえるかどうかです。
長所を活かして結果が出ている時は誰でも調子がいいことが言えます。
調子を落としている時にどれだけ心を折られずに立ち向かえるか。
短所と向き合うのは楽ではないですか、人間的な強さがある人だと思います。
短所と向き合う3つの方法
それでら短所と向き合う3つの方法についです。
1.徹底的に短所を伸ばす
短ければ伸ばせばいい、足りなければ足せばいい。
正面からのガチンコ勝負ですね。
「自分は体力がないからスポーツは無理」といったように出来ない理由を言って諦めるのではなく、「だったら体力をつけてやる」といったように足りない部分を足していく向き合い方です。
短所を伸ばしてそれが長所になったらヒーロー漫画みたいでカッコイイですよね!
心が熱くなる感動が生まれるアプローチです。
2.解釈をプラスに変える
事実は1つ、解釈は無限大。
どう捉えるかは本人の自由です。
目の前の事実を、プラスに解釈するのか、マイナスに解釈するのか。
例えば、
流されやすい → 人の意見を尊重できる
オタク → ひとつのことを熱心に掘り下げられる
老けている → 落ち着きがある
背が低い → 威圧感がなくて親しみやすい
短所が一転して長所になります。
3.笑い飛ばす
ほとんどの場合、短所を気にしているのは本人だけ。
そして、短所の中にこそ実は笑いが潜んでいます。
ソフトバンクの孫正義さんに対して「髪の毛の後退度がハゲしい」というツイートがありました。
孫さんの返しが「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」
秀逸ですね。
「なるほど~っ」と思うと同時にクスッと笑えたのではないでしょうか。
短所は笑いにすることができて、その場を明るくすることができる優れた特徴があります。
器の大きさを感じる向き合い方です。
まとめ
今回は、短所との向き合い方についてでした。
短所を気にするあまりに行動が縮こまって本来のチカラが発揮できないのはもったいないですよね。
短所と向き合うには大きなエネルギーが必要です。
ただ、短所と向き合うことで人間的な成長を得ることができます。