子供の頃って狂ったようにゲームにハマっことってないですか?
時間があったらゲームをやって、親に怒られたら親の目を盗んでゲームをやって。攻略本も気がついたら暗記するぐらいに読み込んで。
ゲームってやらされるものではなくて、自分からどうしてもやりたくなったものだと思います。
もし、仕事にしても人生にしても、ゲームみたいに没頭できたら面白そうですよね。
今回は、もっと人生を楽しむために、人生をゲーム化することについてです。
ゴールを設定してゲーム化する
まずは何を目指すのかといったゴールを設定します。
ドラクエでいうところを魔王を倒すであったり、マリオでいうところのピーチ姫を救出するといったことですね。
仕事でいったら、売上目標とか、サービスの業界シェア1位獲得などなど、目指すものを設定してゲーム化させます。
序盤戦の戦い方
大事なことはまずはゲームをやり込むことです。
序盤戦で、ゲームをやる意味とか、好き嫌いとか、自分の感情を差し込まないことがコツです。
ゲームの序盤戦はつまずくことが結構あると思います。マリオだと序盤戦でクリボーとかが出てきたり、穴に落ちてしまったりと色々トラップがありますよね。
けれども、そこで、マリオをプレイする意味とかを考えないと思いますし、考えたらゲーム自体も面白くなくなってしまいます。
仕事をゲーム化した場合、序盤戦はつまずくことが多いと思いますが、そこで陥りやすいのが、「この仕事をやる意味がわからない」「ホントはこのゲームをしたくなかった」「このゲーム好きじゃない」といったプレイするよりも頭の中でやらない理由を挙げて自分を正当化しようとすることではないでしょうか。
マリオをやっているときにそんなことは考えないですよね。
そもそも、ゲームの主人公は理不尽な立場からスタートします。お姫様がさらわれたり、魔王が世界を征服しようとしたり。
そこで主人公が自分の境遇を嘆いて「本当はやりたくない。。。」「やる意味がわからない。。。」「やっぱり好きじゃないんだよね~。。。」とか言い出したら、ちょっとカッコ悪いですよね。
序盤戦では、やらない理由を考えるのではなく、ゴールを目指してやり込むことが大切です。
成長の見える化
ゲームの面白いところは、自分の成長が実感できることです。
ドラクエにしても、敵を倒すと経験値や持ち金が増えるので、達成感を感じることができますよね。
もし、経験値やレベルなどの数値が表示されないと、自分がどれだけやったかの達成感を感じることができずにモチベーションも維持しづらいのではないでしょうか?
そのため、ゲーム化したものに対しても、進捗がわかるように見える化させたほうがモチベーションがわいて楽しく続けることができます。
売上などを数値化させたり、アポを10件するとシュークリームをご褒美に買うとか、行動の結果、自分が進んでいるという実感が湧くような見える化が、ゲームを楽しく続けるコツです。
攻略法を考える
ドラクエにしても、マリオにしても、スト2にしても、だいたいゲームの上手さはプレイ時間に比例します。
スト2でも絶対勝てない友人がいましたが、そいつは狂ったようにスト2をやり込んでました(笑)
PDCAを回すことももちろん大事ですが、それも量ができているからこそ効果的に機能します。
ゲームの攻略法を一つ挙げるとするならば、圧倒的なプレイ時間です。
サイバーエージェントの藤田さんも新卒の頃は圧倒的な仕事量で成果を出したのは有名な話ですよね。
もし、本気でゲームをクリアしたいのなら、最短最速で量をこなすことが正攻法の攻略法です。
強敵と出会ったらラッキー
ゲームが面白いと感じるのは現れた敵を倒していくことだと思います。
ドラクエが、序盤戦から終盤戦まで敵が一体もいなくて、ただ進んでいくだけでクリアできるゲームだったら誰がプレイしたいと思うでしょうか。
敵や困難が目の前に立ちふさがっていて、それを乗り越えていくのがゲームの醍醐味だと思います。
仕事や人生も同じで、困難な壁が目の前に現れると「あー、ついてね~」「なんで自分にこんなことが起きるんだよ。。。」といったふうに困難を避けたいと思うことがあると思います。
けれども、それは敵のいないゲームと同じ。
倒せるかどうかもわからない敵が現れて、その敵を倒すためにレベルを上げたり装備を充実させたりして、立ち向かっていくことが楽しいはずです。
試練があるからゲームは面白くなります。
そして、そうやって立ち向かった困難が、振り返った時に武勇伝になります。
語れる武勇伝が一つもない人生は何か寂しいですよね。
終盤戦ではゴールを目指さない
終盤戦になってくると、ゴールはするけれども、ゴールを目指さない状態になると思います。
ゲームをクリアしたときに感じる感覚ってどんなものでしょうか?
充実感はあると思いますが、おそらくクリアしてしまった寂しさが残るんじゃないでしょうか。
ゲームの何か楽しいかというと、クリアすること自体ではなく、その途中の冒険そのものがゲームの楽しさなんだと思います。
仕事も人生も、夢や目標を達成することはとても大切だと思いすが、本当に楽しいのは、その途中の冒険です。
お金持ちになったから楽しいのではなく、名誉を手に入れたから楽しいのでもなく、その過程の冒険にこそ、本当に求めている楽しさがあるんだと思います。
まとめ
今回は、もっと人生を楽しむために、人生をゲーム化することについてでした。
昔ハマったゲームのように、人生も同じぐらい没頭できたら毎日がもっと楽しくて仕方がなくなると思います。
やらされる仕事や人生ではなくて、気がつけば頭の中がそれで一杯になっている状態。
人がゲームに没頭するには理由があります。
そのエッセンスを抽出して、人生をゲーム化できたら面白いですよね。