自己成長

できるだけイライラしないで生きるための3つのポイント

2019年4月7日

頭を抱える女性
つぶやき
最近なんかイライラしがち…イライラしないようにするにはどうしたらいいんだろう?

そういった悩みをお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではイライラしないで生きるための3つのポイントについて書きます。

具体的には次の順番にご紹介していきます。

  • イライラの原因は心の三毒「貪・瞋・痴」
  • 解決策1.執着しない
  • 解決策2.受け入れる
  • 解決策3.目の前のことに集中する

3分くらいで読めるので、最近イライラが多い方は、まずはご一読を!

心の三毒「貪・瞋・痴」

イライラした女性

イライラしないで穏やかに生きたいとは誰もが思うところだと思います。

このイライラの原因にあたるのが、仏道の考えでいうところの「貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)」

  • 貪:もっと欲しい、もっと欲しいと際限なく「求める」気持ち
  • 瞋:あの人の成功を聞き入れたくない(嫉妬)、寂しい気持ちを受け入れたくない(孤独)など、「受け入れたくない」という気持ち
  • 痴:自分や他人の身体や心のありように鈍感になっていて目の前のことに集中しないで、正しい判断ができない、「迷い」の気持ち

人間の煩悩は108つあるとされていて、煩悩の中でも代表格となるのが「貪・瞋・痴」。この3つを「心の三毒」といいます。

この三毒に打ち勝つことで、穏やかな心へと近づきます。

つまりは次の3つがイライラしないためのポイントです。

  • 執着しない
  • 受け入れる
  • 目の前のことに集中する

執着しない

気球

際限なく欲しがる気持ちの根本には、外部のモノに価値があると思っているからです。

つまり、他人との比較で生きているわけですね。

欲を持つこと自体は悪いことではありません。ただし、その欲の原因が他人から認められたいといった他者評価になっていると、どうでしょうか?

  • 友達がブランドバッグを持っているから自分もブランドバッグを購入する
  • 同僚よりも多く稼ぎたい
  • SNSで無理にリア充の投稿をしてしまう

他人の評価を気にしながら生きているとイライラの原因になります。

なぜかというと、他人はコントロールすることはできないので、他人の評価は自分の思うようにならないからです。コントロールできないものをコントロールしようとするのでイライラすることになります。

そのため、さらに他人から良く見られようとして、際限なく求めてしまうわけです。

この際限なく「求める」気持ちに打ち勝つためには、他人と比較しない、自分自身の評価軸を持つことが大切です。

自分の目を気にして実力以上に大きく見せようとして、ブランド物で着飾ったり、お金という数値評価できるもので他人より優れていると安心しようとしたり、SNSで生活の中のキラキラしたところだけ切り取ってアピールしようとするわけですね。

大切なのは、自分自身の評価軸を知り、他人との比較で生きないことが大切です。

受け入れる

握手

嫉妬や孤独といった、受け入れたくない気持ちの奥には、自己中心的な考えがあります。

これは心のベクトルが自分側に向いていて、被害者意識を感じているために起きます。

他人の成功を聞き入れられずに嫉妬してしまうのは、「自分も頑張っているのに、どうしてあの人だけ…」といった気持ちや「比べられると自分の存在をちっぽけに感じてしまう…」といった被害者意識が原因。

寂しい気持ちを受け入れたくないという孤独感は、「誰かもっと自分にかまって欲しい…」といったように他者依存の意識があります。

被害者意識が行き過ぎると、目の前の事実を歪んで見せて、加害者側の攻撃的な状態になってしまうので注意が必要です。

嫉妬心や孤独感から事件を起こす人もいますよね。

この受け入れたくない気持ちに打ち勝つためには、自分が何が大切かを知ることです。

大切なものを大切にすることが大事です。

目の前のことに集中する

勉強する子供

目の前のことに集中しないで、正しい判断ができない、「迷い」の気持ちの奥には、「歪んだモノの見方」があります。

「歪んだモノの見方」というのが厄介で、なぜかというと、人は自分がやっている行動を「愚か」だとはなかなか自覚できないからです。

例えば、ダイエットや資格試験の勉強など、何かに取り組もうと決意したのに三日坊主で終わった経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

三日坊主で終わるのは愚かだとは思っていても、本当には愚かだとは思っていないので、三日坊主で終わっているわけですね。

「今日は体調が悪いから…」「明日からやろう…」「やっぱり自分には必要のないことなんじゃないか…」

こういった「歪んだモノの見方」をしてしまうわけです。

この正常に判断ができなくなっている「歪んだモノの見方」に打ち勝つには、目の前のことに集中すること。

目の前に仕事があるなら、仕事をする。友達と一緒にいるときは遊ぶ。こういったメリハリを持つことが大切です。

仕事をしているときに遊びのことを考えたり、遊んでいるときに仕事のことを考えたり。そういった状態は目の前のことに集中できていないわけですね。

ダイエットをするときは、お菓子には目もくれないでダイエットすることが大切です(笑)

まとめ:イライラとは向き合うことが大切

この記事では次のことを書きました。

  • 人間の煩悩:心の三毒「貪・瞋・痴」
  • 欲する気持ち→他人と比較しない
  • 受け入れたくない気持ち→受け入れる
  • 迷いの気持ち→目の前に集中する

イライラする気持ちは自然と湧き上がってくる人間の煩悩が原因なので、完全に取り除くことは難しいです。

だからこそ、何が原因(貪・瞋・痴)でどうやって対処したらいいかを知ることが大切。

あとは、イライラしたときに、その感情から目を背けずに向き合うことで、対処することができるようになります。

人気記事 圧倒的な自分の才能(強み)の見つけ方。

-自己成長