【書評】「話し方ひとつで、人生はでっかく変わる!」はテクニックではなく生き方の話だった




僕の人生に影響を与えた中村文昭さんの話し方の本です

 

SEからカメラマンに転職して大きく進む道を変えたときに中村さんのドタバタ人生劇を聞いて、「俺もいっちょやってやろう!」っていう勇気をもらいました

 

中村さんは年間300回以上の講演会を全国各地で開催していて、しかもその講演会は録音・配布は自由(確か講演会で言っていたはず)

 

彼は三重県出身でやりたいことも特になく、尊敬するお兄さんがいる東京に行けば何か変わるんじゃないかと思って上京。

しばらくバイト生活をしていましたが、居酒屋でたまたま隣に座った人にその場で弟子入り!!

 

ふつうその場で弟子入りってしないですよね?

 

中村さん、当時20歳ぐらい。

居酒屋で隣に座った人から「何のためにバイトしているの?」って聞かれて、

「生きていくためにはお金が必要」と答えたら、

「じゃあ、お金があったらどうするの?」と聞かれ、

「冷蔵庫とか足りないものを買います」と中村さん。

お兄さんの4畳半のアパートに転がり込んでバイト生活していた20歳の若者からすると、ある意味当然の回答。

 

「それ買ったら次はどうするの?」とまた聞かれ、

「マンションに住みたい」、「車買いたい」、「服買いたい」など、延々と次に次にと質問されるので、しびれを切らした中村さんが話を切ろうとしたら、

「お前気づかんのか?お前のクチから出てくるのはモノとかばっかりじゃないか?モノが欲しいから?自慢したいから?周りの目を気にして生きていくのか?つまらない人生だね。」と。

「何のために生きるか考えないと人生ボケるよ。損か得かで生きていてお前の人生に足跡は残るのかい?」と言われ、衝撃を受けた中村さんは即日弟子入り。

ドタバタの弟子入り期間の中でお師匠から学んだ彼の4つの人生哲学は、

①返事は0.2秒!

②頼まれごとは試されごと!

③できない理由を言わない!

④そのうちと言わず今できることをやる!

 

引き込まれるような2時間の講演会。

すごく心に響いたので、僕がカメアシ時代は忠実に守っていました

機会があったら全国各地で講演会をされているので、タイミングがあえばぜひ参加してナマで聞いて欲しいです

笑いあり、涙ありの、独特な語り口のあたたかい講演会ですが、8年間で25万人が参加されたとか

驚異的な数字ですよね

その中村さんが、

よっしゃ、知りたいって言うなら、全部見せたるわ!自分でもわけがわからんかった秘密とやらを、解き明かしてやろうじゃないか

と言って出したのがこの本。

 

これは読むっきゃないと思って、結構前ですが読んで書いた書評です

(前振りが長かった(笑))

どんな本?

さて、この本で書いてある内容は大きく3つ

①話す前に、まずは「聞く力」を身につける

②聞く人に匂いまで感じさせる「話し方」のコツ

③「自己プロデュース力」で、でっかく生きろ

 

全般的に中村さんが意識している話し方のコツやすぐに使えるテクニックが披露されています。

テクニックで言えば例えば、

「すばらしいですね」、「なるほど」、「おもしろいですね」といった相づちのすなおの法則

「うなずき」「首フリ」「わーーぉー!バンバン」のうなづきの三段活用。

 

ただ、僕が心に響いたのは別のところ

①感動と準備は相性が悪い

②人を光らせてこそ、自分が光る

③大きな正義の話はしない

①感動と準備は相性が悪い

僕の場合、人前で話すときは結構念入りに準備をします

 

何事にも準備が9割だと思っているので、当日までに相当準備します

ただ、人前で話したり誰かにモノを伝えようとしたときに一番大事なことは、話している本人が感動しているかどうか

 

話している本人の心がワクワクしていなかったら伝わるものを伝わらないですよね

 

準備はもちろん大事。

けれども、準備と当日を楽しむことを切り分けないと、セリフ棒読みの大根役者になるなと感じました

②人を光らせてこそ、自分が光る

「俺ってこんなにすごいんだよ」って自分で言っている人ってちょっとキツイですよね

自分で自分を光らせることは難しいです

 

それよりも、相手を光らせる

相手のいいところを見つけたり、相手が主役になるように立ち振る舞う

 

相手を主役にして光らせると、その周りも明るくなって光りだす

だいたい応援される人って、周囲に気配りできる人や相手の立場にたって考えられる人ですよね

③大きな正義の話はしない

僕の場合、結構これは注意です

つい「これからの日本は~」とか「夢は持つべきだ~」とか「生き方は~」とか大局的なことを話したりしちゃいます

 

大きな正義の話をすると耳障りがよかったり、それっぽく聞こえるので、それはそれでいいのですが、もっと目の前の問題にも目を向けたほうがいいと思いました

もっと相手に寄り添うであったり、その人の今を輝かせるであったり、

 

遠くのカッコイイことよりも今に集中するって大事

今の積み重ねが未来をつくる

中村さんが講演会でも言っていました

まとめ:生き方の本だった

てっきり話し方のノウハウ本かと思ったら、実際は生き方につながる深い本でした

裏技的なテクニックを期待していたので、そういう意味で期待したほどではなかったですが、逆にむしろ人間性が大事という気付きでした

プロローグでも書かれている通り、

楽しくてワクワクすることを伝えて、相手に喜んでほしい

この人の背中を、ト~ンと押す話しはなんやろな?

僕に頭のいい話はできへん。ただ一生懸命に話すしかない

中村さんの根底にあるのは、テクニックで人を感動させるとかいうよりも、目の前の人を喜ばせたいという人間性かと思います

 

そういった中村さんが書いた本には、講演会に参加している人や目の前の人を喜ばせようとするところからにじみ出るものが詰まってました

 

この本から学べることはありますが、まずは中村文昭さんの講演会や音声を聞いてみて、それを知ったうえで本を読んでみるといいと思います

 

以上、書評でしたっ

 

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