書評(という名の感想)

【書評】潜在意識に気軽に刷り込んで夢を叶える「メモで未来を変える技術」

2018年9月17日

メモで未来を変える技術

人のマネージメントに興味があったときに、たまたま参加したセミナーで隣に座っていらっしゃったのが著者の小野正誉さん。

セミナーのワークで色々お話しさせていただいたときは仕事ができそうな良いお父さんといった印象。

話していくうちに、まさかの同じ奈良県出身ということがわかって一瞬で打ち解けられた気がします。

潜在意識については以前から興味があるので、小野さんが書かれた潜在意識活用の本ということで手に取りました。

どんな本?

「たった100円で潜在意識の扉を開く」というキャッチコピー。

というのも、100円均一で変えるようなメモ帳に、自分の願いをメモ書きすることで願望を叶えるということが書かれた本です。

「念じても理想の未来はやってこない」と本書で書かれているように、安易な願えば叶うといったものではなく、気軽にメモ書きすることで潜在意識を活用して未来をデザインするといったことがテーマとして書かれています。

1時間ぐらいでサッと読める本です。

1.夢が叶うのは、いつでもベストなタイミング

このフレーズが一番印象的でした。

私自身、ビジョンボードなどを作ったりして、将来の理想像を描いたことがあります。

作ってから暫くしてみると、叶っているものもあれば、叶っていないものもありました。

そのときの私としては、叶ったものよりも、叶っていないほうにフォーカスしてしまいました。そして「ビジョンボードの効果って低いんじゃない」と。

けれども、本書のこのフレーズを読んで心が軽くなった気がします。

私はどんな夢も「ベストなタイミング」で叶っている気がします。潜在意識が今の「自分」にとって必要なものを理解し、それぞれの夢が実現されるべき時を見極めてくれるのです。

ただ、「夢のかけら」をそのつどメモ帳に書き込んでいるだけで、潜在意識がベストタイミングを見計らってくれるのです。

「夢のかけら」というのは、メモ帳に書き込む内容である叶えたい願望のこと。

夢が叶う準備期間は夢の大きさによって変わります。

すぐに手の届くささやかな夢の準備期間は短く、人生を変えるような大きな夢の準備期間は長くなります。

気軽にメモ帳に自分の願いを書き込んで、あとはのんびり潜在意識に任せてみようと思いました。

2.どこまでも続く「小さな黄金のサイクル」

メモを書くことで夢が叶うメカニズムは次のようになっているそうです。

  1. 「夢のかけら」を見付ける
  2. メモする
  3. つながる
  4. 近付く

ベネチア旅行に行くという願いを例に挙げると、

  1. (見付ける)イタリアンレストランで目にした写真に興味を抱く
  2. (メモする)「ベネチアでゴンドラに乗る」とメモ帳に書き込む
  3. (つながる)イタリア通の友人と、ベネチア旅行という夢を語り合う
  4. (近付く)情報が集まり始め、旅費や休みを確保しようと考える

メモ書きで潜在意識に刷り込むことで、無意識に情報を集めるようになり、結果として願望が近づいて達成されるという流れです。

夢を叶えるためのトリガーになるのが、本書で勧めている「願いをメモに書く」ということになります。

「メモを書けば願いが叶う」というよりも、願いを叶えるためのきっかけになるのが「メモ書き」。

メモを書くことで夢が叶うきっかけが手に入るとしたら、書かない手はないですよね(笑)

3.今を生きるから「未来」が輝く

あらゆることを犠牲にして、その結果として夢が叶うことについて、著者の小野さんは疑問視されています。

なぜかと言うと、「成功」というゴールにしかスポットを当てていなくて、「未来の成功のために今を犠牲にしている」と発想してしまっているから。

「今」を大切に生きた結果が、「未来」の幸福につながる。

この考え方について激しく共感しました。

夢っていうのは、叶ったら叶ったで嬉しいですが、本当に楽しいのはその過程。

漫画のワンピースの最終目標である「ひとつなぎの大秘宝」を主人公のルフィーが手に入れたとして、手に入れた達成感はあったとしても、本当の宝は仲間たちとの冒険の毎日だと思います。

渡しの場合、プロジェクトチームで一致団結して結果を出したときも、その結果は嬉しかったですが、チームメンバーと飲んだりしたときに盛り上がるのは達成までの毎日の過程。

一日一日を一生懸命に生きたその先に、結果としての夢の実現があります。

本当に楽しいのは、結果ではなくて、それまでの一日一日である毎日のほう。

まとめ:メモ書きは潜在意識を手軽に活用するための方法だった

肩肘張らずに気軽に潜在意識を活用するための方法が「メモ書き」

本書で小野さんが何度も書かれているのが、「無理をしないこと」「mustにならないようにすること」

夢を叶えることは決して苦行ではなくて、心からワクワクできる楽しいこと。

「メモ書きをしたら絶対叶う!だから叶えたい夢があったら1つ残らずメモ書きをしなければならない」といった感じだと窮屈ですよね。

気軽にできるメモ書きだからこそ、叶えたい夢をワクワクした気持ちで引き寄せていくことが大事だと思いました。

今日から早速メモ書きをやってみます。

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