こういった悩みを解決するのが、電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」です。
Amazonが公式で出しているサービスで、私もかれこれ3年以上使っています。
普通に本を一冊買うと1,500円はするので、月額980円で読み放題となると、どう考えてもコスパがいいです。
この記事ではKindle Unlimitedのメリットとデメリットを具体的に、わかりやすく紹介します。
目次
Kindleとは?
「Kindle Unlimited」の前に、まずは「Kindle(キンドル)」のご紹介。
Kindeとは?
Amazonで書籍を検索すると次のような画面が表示されます。
ここで「単行本」を選択すれば紙の本が、下図のように「Kindle版(電子書籍)」を選択すれば電子書籍を購入することができます。
電子書籍のほうが紙の本より割引がきいていて安いですし、購入すればダウンロードしてすぐに読めるのが便利。
特に本棚がすぐに本で埋まる人にとってはかさばらない電子書籍はオススメです。
Kindleを読む方法
購入したKindleの電子書籍はスマホやタブレットに無料アプリをインストールすればすぐ読めます。
Kindle
AMZN Mobile LLC無料posted withアプリーチ
最初はスマホやタブレットで十分ですが、電子書籍を多読する場合は専用端末の「Kindle Paperwhite」がオススメ。
スマホだと画面の反射が気になったり画面が小さかったりしますが、Kindle Paperwhiteだと不愉快な反射も抑えらて紙に近い感覚で読むことができます。
反射がないので目に優しいのがいいですね。
Kindle Unlimitedとは?
それでは「Kindle Unlimited」についてです。
Kindle Unlimitedとは?
Amazonで販売されている本の全てが読めるわけではありませんが対象となる本の数はなんと、和書25万冊、洋書120万冊以上!
一生かかっても読めないぐらい豊富なラインナップです。
日本人だと洋書を読む数は限られるかもしれませんが、それでも和書25万冊は魅力ですよね。
話題になったベストセラー本や、買うかどうか迷った本などがKindle Unlimitedの対象だと、気軽に読むことができます。
もし対象の本であれば次のように「読み放題で読む」ボタンが表示されて、月額費用だけで好きなだけ読むことができます。
Kindle Unlimitedの月額料金はなんと「980円」
どんなサービスでも、気になるのがその料金だと思います。
サービスがいくら良くても、あまりに高すぎると躊躇してしまいますよね。
Kindle Unlimited の料金は月額980円(税込)です。
ランチ一回ぐらいの金額。
ベストセラーになった本が読み放題の対象になることもあるので、はっきり言って破格な料金設定です。
まずは試しに30日間の無料体験をしてみると、手っ取り早く Kindle Unlimited がどういったものかわかると思います。
無料体験で1ヵ月試してみて
- 気に入ったらそのまま継続
- 気に入らなければ無料期間内に解約
というのがおすすめです。
無料期間後は自動課金
30日間の無料期間が終わると、その後は自動で毎月継続的に課金されることになります。
もしサービスに不満があったりした場合は、忘れずに解約するようにしてください。
ご自身がいつ契約したのかはこちらで確認することができます。
このように、いつサービスを利用開始して、いつ次回の請求が発生するのかがわかるので安心ですね。
Kindle Unlimited のメリット
それでは、私が感じるキンドルアンリミテッドのメリットを4つ紹介します。
Kindle Unlimitedの4つのメリット
- 980円で25万冊以上が読み放題
- 25万冊以上読めるので視野が広くなる
- 電子書籍なので持ち運びが簡単&楽ちん
- 30日間無料で試せる
1つずつ見ていきます。
①:980円で25万冊以上が読み放題
読み放題の対象となるのが和書25万冊、洋書120万冊以上。
「kindleunlimited」のマークがある本が対象です。
「まさかこの本が対象なの!?」といった本も読み放題になったりします。
参考までに、対象となる本の冊数は次のようになります。
Kindle Unlimitedのジャンルと対象冊数
文学・評論 | 30,000冊以上 |
人文・思想 | 20,000冊以上 |
社会・政治 | 10,000冊以上 |
ノンフィクション | 878冊 |
歴史・地理 | 9,000冊以上 |
ビジネス・経済 | 10,000冊以上 |
投資・金融・会社経営 | 7,000冊以上 |
科学・テクノロジー | 9,000冊以上 |
医学・薬学 | 2,000冊以上 |
コンピュータ・IT | 4,000冊以上 |
アート・建築・デザイン | 8,000冊以上 |
趣味・実用 | 10,000冊以上 |
スポーツ・アウトドア | 4,000冊以上 |
資格・検定・就職 | 803冊 |
暮らし・健康・子育て | 10,000冊以上 |
旅行ガイド・マップ | 4,000冊以上 |
語学・辞事典・年鑑 | 3,000冊以上 |
教育・学参・受験 | 8,000冊以上 |
絵本・児童書 | 5,000冊以上 |
マンガ | 40,000冊以上 |
ライトノベル | 4,000冊以上 |
ボーイズラブ | 5,000冊以上 |
ティーンズラブ | 3,000冊以上 |
タレント写真集 | 9,000冊以上 |
エンターテイメント | 2,000冊以上 |
楽譜・スコア・音楽書 | 656冊 |
雑誌 | 10,000冊以上 |
アダルト | 30,000冊以上 |
※2019年1月28日現在のデータ。
これだけのラインナップが揃って月額980円で利用することができるんです。
普通に本を買うと、単行本だと1,500円ぐらい。マンガでも2冊読めば1,000円ぐらいになります。
月額980円だと1冊読めば元は取れるので、本を読む習慣がある人なら圧倒的にコスパがいいです。
リアルタイムで売れている人気の本は Kindle Unlimited になかなか組み込まれませんが、少し前に流行った本や名著と呼ばれる本が読み放題の対象になっていたりします。
良書は何年経っても読み応えがあるので、Kindle Unlimited で運命の本との出会いがあるかもしれません。
②:25万冊以上読めるので視野が広くなる
とにかく読める本が豊富にあるので、普段読まないような本も気軽に試し読みすることが出来ます。
書店でちょっと気になるぐらいの本だったら買うのをためらってしまいますが、Kindle Unlimited だととりあえずスマホにダウンロードしておいて空いた時間に目を通すことができます。
もし気に入らなかったら削除すればいいだけですし。
読み放題なので、どんどん試し読みできます。
そうやっているうちに思いがけず素敵な本に出会えたり、興味の幅が広がったりするかもしれません。
③:電子書籍なので持ち運びが簡単&楽ちん
紙の本を持ち運ぶのって、重かったりカバンの中で結構なスペースを取られたりしますよね。
私も以前はカバンの中に2,3冊は本が入っている状態だったので、カバンもズッシリしていてパンパンでした。
その点、電子書籍だとカバンの中もスッキリ。
スマホだとサッと取り出して読み始めることができるのもいいですね。
④:30日間無料で試せる
初めて Kindle Unlimited を利用するなら、最初の30日間は無料で試すことができます。
無料期間内に解約すれば料金は一切発生しません。
どんな感じか試してみて、もし気に入らなかったら気軽に解約できるので安心です。
Kindle Unlimited のデメリット
かなりベタ褒めしてきましたが、Kindle Unlimited のデメリットについてです。
もちろん良いところばかりではなく、ある程度のデメリットがあります。
①:読まなくても月額の料金がかかってしまう
定額で月に980円の料金が発生します。
月に1~2冊読めば元が取れるんですが、全く読まなくても980円はかかってしまいます。
Kindle Unlimited は読めば読むほどお得になるサービス。
本を読む習慣がない人は注意が必要ですね。
②:新刊・人気の書籍は対象になりづらい
雑誌を除けば、売れ筋の本は基本的にはラインナップに入ってきません。
出版社も利益を確保する必要があるので当然といえば当然なのですが。
新刊や人気のある書籍は、しばらく経ってから対象になるのを祈って待つ必要があります。
③:一度に10冊までしか登録できない
読み放題とはいえ、10冊までしか自分の端末に登録することができません。
もし追加で別の本を読みたい場合は、既に登録している本と入れ替える必要があります。
④:他の雑誌読み放題サービスに比べて料金が2倍
雑誌の読み放題サービスの「dマガジン」だと月額400円(税抜)、「楽天マガジン」だと額380円(税抜)となっていて、そういったサービスに比べると Kindle Unlimited は2倍ほどの料金がかかります。
Kindle Unlimited は雑誌以外にもビジネス書や小説なども読めたりするのですが、雑誌しか読まない人にとっては割高なサービスになってしまいます。
Kindle UnlimitedとPrime Readingの違い
Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービスは「Kindle Unlimited」と「Prime Reading」の2つがあります。
2018年1月28日現在の情報で比較すると次のようになります。
サービス名 | Kindle Unlimited | Prime Reading |
タイトル数 | 約250,000冊以上 | 約800冊 |
料金 | 月額980円(税込み) | プライム会員は無料 |
加入できる人 | 一般会員も加入可能 | プライム会員限定 |
「Prime Reading」は年会費3,900円のAmazonプライム会員特典の一つという位置付けのサービスです。
そのため、プライム会員であれば無料で利用することができますが、プライム会員でないと利用できません。
一方、「Kindle Unlimited」はAmazonプライム会員とは全く別のサービスです。
そのため、プライム会員でなくても、月額980円で利用することができます。
まとめ:Kindle Unlimited はかなりお得!
これだけ豊富な数の本を980円で読み放題っていうのは、本を月に1冊以上読む習慣がある人にとって、かなり良いサービスだと思います。
1~2冊ぐらい読めば元が取れるのが良いですね。
しかも30日間の無料体験もやってるんで、とりあえず30日試して、気に入らなかったら辞めるって事ももちろん出来ます。
もちろん無料期間だけで辞める事も可能です。
入会、解約方法も念のため書いておきます。
Kindle Unlimited の入会方法
- Amazon Kindle Unlimited の公式ページへアクセス
- 「30日間の無料体験を始める」をクリック
- ログインする
- 「Kindle Unlimited へようこそ!」と表示されれば、30日間の無料体験がはじまります。
以上です。1分もかからないですね。
【画像で解説】Kindle Unlimited の解約方法
Kindle Unlimitedは30日間の無料お試し期間があります。
無料期間内に解約すれば、料金は全くかかりません。
もし「無料期間ですぐに辞めたい!」っていう人がいたときのために解約方法を紹介しておきます。
手順は次になります。
まず、Amazonにログインした状態で下記リンクにアクセスしてください。
そうすると「メンバーシップを終了してもよろしいですか?」というページが表示されます。
Kindle Unlimited を解約したい場合は、ここで「メンバーシップを終了」を選択してください。
そうすると、次のような解約完了のページが表示されて、解約完了です。
簡単ですね。
他のサービスだと解約するときに何とか解約させないような引き止めが入りますが、簡単に解約させてくれるのも好感がもてます。
解約手続きが完了すると、登録メールアドレス宛に、「Kindle Unlimited会員情報変更のご確認」というタイトルのメールが届きます。
最後に
Kindle Unlimitedの4つのメリット
- 980円で25万冊以上が読み放題
- 25万冊以上読めるので視野が広くなる
- 電子書籍なので持ち運びが簡単&楽ちん
- 30日間無料で試せる
これらのメリットがあるKindle Unlimitedは月額980円。
本を月に一冊でも読む人にとっては、入らないと損というレベルです。
30日間の無料体験もあるし、もちろん無料体験だけで辞めてもオッケーです。
本当に素晴らしいサービスなので、読書に興味があれば気軽にお試しください。