そういった悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事で、一度は聞いてみたことがある名言「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も(なせばなる なさねばならぬ なにごとも)」を改めてご紹介します。
具体的には次の順番にご紹介していきます。
- 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」の意味
- 由来は上杉鷹山の言葉
- 道を切り開くのかは自分次第
2分くらいで読めるので、何かに諦めそうになっている方は、まずはご一読を!
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」の意味
日本人であれば一度は聞いたことがある名言「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」
諦めそうになった人や弱気になった人にアドバイスとして使ったことがある人もいるのではないでしょうか。
実はこれには続きがあります。
意味は、「どんなことでも、やろうと思えばできるし、そうでなければ出来るものもできない。成果が得られないのは成し遂げようとする意志がないからだ」といったものです。
代表的日本人の上杉鷹山
この名言を言ったのが上杉鷹山。
内村鑑三(近代日本の思想家)の『代表的日本人』という著作の中であげた五人の人物のうちの一人。
ジョン・F・ケネディ元大統領は鷹山を尊敬し、就任演説に代表される考え方に影響を与えたと言われています。
では、上杉鷹山とはどんな人だったかと言うと、江戸時代中期の大名で出羽国米沢藩9代藩主で、日本一貧乏な米沢藩を立て直すという実績を遺しました。
鷹山は17 歳で米沢藩を継ぎますが、そのとき藩には莫大な借金がありました。今で言うところの財政破綻寸前ですね。
財政を立て直すために、自分自身も倹約して模範を周囲に示します。
鷹山の藩政改革の前半は、うまくいきそうになっては飢饉に襲われるなど、あまり目立った成果を上げることができませんでしたが、数々の失敗を乗り越えて、見事改革を成し遂げて財政を健全化させることに成功します。
財政再建、産業育成、精神復興を果たした偉大なリーダーとして、領民の信頼もあり、今でも多くの経営者から尊敬される存在です。
自分次第で道は開ける
この名言を言った上杉鷹山からもわかるように、どんなに困難なことも、やろうと思えばできるし、成し遂げる意志がなければ出来ないということですね。
多くの成功ストーリーは終わってから語られるので美談に聞こますが、実際に走っている最中は外野が想像できないくらいの挫折や苦悩がそれぞれにあるんだと思います。
発明王のエジソンが電球を開発するのに2万回の失敗をしたという話は有名ですが、必ず成功する確証もない実験を繰り返す根底には、何としてもやり遂げるという強い意志があったんでしょう。
途中で諦めずにやり切ることが大切ということはよく言われますが、実際にやっている本人からすると、そんなに簡単な話でもありませんよね。
だからこそ、自分の道は自分次第でどのようにも切り開く必要があり、それができるということを上杉鷹山や、現代でもイチロー選手や本田圭佑選手を見ていて感じられます。
まとめ:為せば成る
この記事では次のことを書きました。
- 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
- どんなことでも、やろうと思えばできるし、そうでなければ出来るものもできない。成果が得られないのは成し遂げようとする意志がないからだ。
- 言葉の由来は藩政改革を行って米沢藩を建て直した上杉鷹山
- 自分の道を切り開くのは自分自身
なかなか成果が出ないと諦めてしまいそうになりますが、そんなときにこそ自分の意志が試されています。
自分のワクワクが枯れてないうちは、諦めずに取り組み続けることで、あるときフッと上昇局面に突入します。
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