最近では本格的に在宅ワークが導入されて、自宅の仕事環境を整えている人が増えてきました。
その一つとして注目されているのが立って仕事ができるスタンディングデスク。
というのも、一日中ずっと座って仕事をしているのは健康によくなくて、適度に立って仕事をするほうが脚の筋肉を使えるので健康促進に効果的。
だからスタンディングデスクを自宅に導入する人が増えてきているんですね。
けれども、スタンディングデスクの高さが適切でないと、逆に肩こりや疲労などの原因になってしまいます。
そこでこの記事では、スタンディングデスクを使用する適切な姿勢を紹介してから、適切な高さについて解説します。
スタンディングデスクを使用する適切な姿勢は?
座りっぱなしで作業をするよりも、適度に立って作業をしたほうが健康にはいいわけですが、姿勢の良し悪しで疲れ方も変わってきます。
スタンディングデスクで作業をするときは次のようなところがポイントになります。
姿勢のポイント
- 肘は90度に曲げる
- 手首は自然な位置
- モニターは目の前の目線の高さに
- モニターは約20度傾け、目から50~70センチほどの距離
- ひざは少し曲げる
- 適当なタイミングで体重を左右の足で入れ替える
- ヒールは履かない
出典:CBS news
変に力が入っていなくてリラックスできている姿勢が理想。
そのためにも、机の高さが非常に重要になってくるわけですね。
適切な高さじゃないと?
首や肩や腰に負担がかかってしまうので、凝りや痛みの原因になってしまいます。
人によって適切な高さは変わってくるので、自分自身の最適な高さは知っておいたほうがいいですね。
スタンディングデスクの適切な高さは?
早見表で確認
では、本題のスタンディングデスクの適切な高さについてです。
海外のサイトに参考になる早見表の資料があったので引用しますね。
引用:btod.com
フィート&インチの表記なので日本人からしたらなんのこっちゃですね(汗)
わかりやすいようにメートル表記に変換したのが次の表になります。
身長(cm) | スタンディングデスクの高さ(cm) |
152.4 | 92.8 |
155.0 | 94.4 |
157.5 | 96.1 |
160.1 | 97.7 |
162.6 | 99.4 |
165.1 | 101.0 |
167.7 | 102.7 |
170.2 | 104.3 |
172.8 | 106.0 |
175.3 | 107.6 |
177.8 | 109.3 |
180.4 | 110.9 |
182.9 | 112.6 |
185.5 | 114.2 |
188.0 | 115.9 |
190.5 | 117.5 |
193.1 | 119.2 |
195.6 | 120.8 |
198.2 | 122.5 |
200.7 | 124.1 |
203.2 | 125.8 |
あくまで目安でしかありませんが、参考にしてみてください。
私の場合だと身長が172cmなので、スタンディングデスクの高さは106cmぐらいがいいようです。
ちゃんと測ってみる
早見表でさっと調べることもできますが、人によって体格や手の長さが違うので正確な高さを知りたければちゃんと測りたいところ。
次の2つを用意してください。
用意するもの
- 壁
- メジャー
実際にスタンディングデスクで作業する姿をイメージしながら、肘を90度曲げて壁の横で測定してみてください。
ちなみに、壁もなにもないところでメジャーで測定しようとすると、意外と肘から床までの高さを測定したつもりが、真下ではなく斜め方向に測定してしまったりするのでかなりの誤差を含んでしまうことになります。
スタンディングデスクでキーボードを使用する場合は、測定した高さからキーボードの高さを引いた数字が、適切なスタンディングデスクの高さとなります。
補足:足が痛い場合はマットがオススメ
立ち仕事を経験したことがある人はイメージしやすいと思いますが、長時間立っていると足の裏が段々と痛くなってきます。
靴やスリッパを履いていても、立ってるのが辛くなってくることも。
長時間スタンディングデスクで仕事をする場合は、靴などを脱いてマットを使ってみるのがオススメ。
マットを使う場合は、スタンディングデスクもマットの厚みの分だけ足したものが適切な高さになります。
まとめ
この記事では、スタンディングデスク利用時の姿勢と適切なデスクの高さについて解説しました。
高さが合っていないと、思った以上に疲れてしまって肩こりや痛みの原因になります。
高さが調整できないスタンディングデスクだとどうしても疲れやすくなってしまうので、オススメは高さ調整ができるもの。
ご自身の適切な机の高さを把握したうえで、ちょうどいいスタンディングデスクを選んでみてください。
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参考【スタンディングデスクのおすすめ16選】快適な在宅勤務のための机選び
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