という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、2,500人に働き方のコーチングをしてきて、すぐに実践できて効果のあるフィードバック方法をお伝えします。
2分くらいで読めるので、部下を指導したりフィードバックする機会がある方は、ぜひご一読を!
部下へのフィードバックは「グッドもっと」
フィードバックするときの合言葉は「グッドもっと」。これを意識するだけでかなり上手くフィードバックできます。
グッド(Good):
良いところ(グッド:Good)を褒めることです。
具体的に「〇〇が良かった」と伝えます。
もっと:
改善点を指摘することです。
「こうすればもっと良くなるよ」といった アドバイスを伝えます。
良いところをちゃんと褒めて、その後に改善点を伝えます。
部下をやる気にさせるには先に褒める
まずは良いところ(グッド)を褒めてから、もっとこうしたら良いと伝えるという順番が大事です。まずは最初に褒めるところがポイント。
なぜかというと、最初に褒めることで心の扉を開いて改善点をしっかりと受け取ってもらうためです。
部下は最初は「何を指摘(注意)されるんだろう?」と警戒しているので心の扉が閉まった状態。この状態でいくら正論で改善点を伝えても素直に受け取ってもらえないことがあります。
部下からすると、いきなり呼ばれて、いきなり注意されても、「こっちだって忙しいんだから、少しぐらいミスもするよ…」「そんなこと言われたって…」といったネガティブな反応が返ってくるかもしれません。
大事なのは、まずは部下に心を開いて聞いてもらう状態を作ることです。
そのために、まずは良いところ(グッド)を褒めることが大切なわけです。
さらにフィードバックを効果的にするためには?
「この人のアドバイスは聞くけど、あの人のアドバイスは聞きたくない」ということってないですか?
どうして人によって差がでるかというと、しっかりと信頼関係ができているかどうか。信頼関係があるかどうかで声の入り方は全く違ってきます。
では、どうやって信頼関係を築くかという話になりますが、すぐに実践できる方法としては「相手に興味を持つ」ことです。
「人は、自分に興味を持ってくれる人に興味を持つ」という性質があります。そのため机の横を通り過ぎるときに、一日数分でもいいので毎日会話するといったことが信頼関係構築の一歩になります。
まとめ:褒めてから指摘する
この記事では次のことを書きました。
- フィードバックの合言葉は「グッドもっと」
- 先に褒めてから改善点を伝える。
- 先に褒めることで部下の心の扉が開くので改善点を受け入れてもらいやすい。
- 日頃からの信頼関係の構築があると声が入りやすい。
良かれと思って指摘をしても、相手が受け入れる状態でなければ「うるさい上司の小言」と思われてしまうかもしれません。
そのためにも、日頃からしっかりと信頼関係を築いて「グッドもっと」でフィードバックすると、部下も「ちゃんと自分のことを見てくれているんだ!」と思って、しっかりと受け止めてくれますし、続けるとやる気を持って業務にあたってくれるようになります。
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