この記事では、ベストな睡眠時間は何時間?知らないと1.3倍に高まる死亡リスク!!をご紹介します。
睡眠時間が足りないのはわかっているけど、何時間寝ればいいの?
忙しい人だからこそ知ってほしいベストな睡眠時間。
毎日エネルギッシュに過ごすために必要な睡眠。
それでは、ベストな睡眠時間について解説します。
ベストな睡眠時間は何時間?
カリフォルニア大学サンディエゴ校のクリプケ教授が行った100万人を対象にした大規模な調査によると、死にいたるリスクが最も低かったのは睡眠時間が「7時間」(6.5~7.4時間)の人たちでした。
彼らを基準にすると、それより睡眠時間が短い人たちも長い人たちもリスクが高く、「6年後の死亡率が1.3倍高い」という結果が出ています。
年齢によっても違うのですが、青年期のように平均余命が多く残っている人たちは6年後の生存率にそれほど大きな差は出ないため多少の無理がきく年齢と言えます。
人生の一時期においては、睡眠時間を削って仕事をすることがあるかもしれませんが、脳にダメージが蓄積されますし、仕事の効率も下がるので7時間程度の睡眠時間の確保をオススメします。
ちなみにホリエモンはオン・ザ・エッジの創業期でも8時間の睡眠時間を確保していて、今でも「1日最低でも6時間の睡眠」をマイルールとされているそうです。
ベストな睡眠時間は人によって違う?
ときどき「寝なくても全然平気」という人がいます。
実際に記録を取ってみると本当に毎日4時間しか寝ていないくて、それでいて、全く健康で生活に何の支障もない。
ショートスリーパーと言われる人たちです。
スタンフォード大学の西野精治教授が、ショートスリーパーの遺伝子について研究しました。
その結果、生体リズムに関係する「時計遺伝子」に変異があることがわかりました。
時計遺伝子に変異がある人たちは、睡眠欲求が弱まり、短時間睡眠にも耐えられます。
そのため、「短時間睡眠は遺伝である」と言えます。
ほとんどの人は短眠の遺伝子を持っていないので、ショートスリーパーの睡眠スタイルをマネしてしまうと、身も心もボロボロになってしまいかねないので注意が必要です。
また、年齢や疲労度によっても必要な睡眠時間は変わってきます。
そのため、人によってベストな睡眠時間は違うと言えます。
あなたにとってのベストな睡眠時間は?
最近目を覚ましたとき、どのような感覚です?
寝覚めが悪く、「週末は寝だめするぞ」と感じるようであれば寝不足です。
平均的な理想の睡眠時間は7時間ですが、あたなのベストな睡眠時間を把握しましょう。
そのために、自分の客観的なデータをとるためにも、睡眠記録がオススメです。
記録項目は下記の4つがいいでしょう。
- 就寝時刻
- 起床時刻
- 日中や寝る前にどんなことをしたか
- 起きたときの感覚(とても寝覚めがいい、目覚めがいい、寝覚めが悪い、とても寝覚めが悪いの4択)
毎日1ヶ月ほど記録を取ってください。
あまり時間をかけないで機械的に記録することが継続のコツです。
記録することで、自分の睡眠を客観的にとらえることができます。
1ヶ月分を記録するとなると最初は負担に感じるかもしれませんが、
自分の睡眠の特徴や特性を把握して、それを活かすことは日中のパフォーマンスを飛躍的に上げることになります。
まとめ
この記事では、ベストな睡眠時間は何時間?知らないと1.3倍に高まる死亡リスク!!をご紹介しました。
- ベストな睡眠時間は何時間?
- ベストな睡眠時間は人によって違う?
- あなたにとってのベストな睡眠時間は?
まだまだ、睡眠=休息といった考えを持っている人が多いですが、睡眠は日中に高いパフォーマンスを上げるためにはとても重要です。
あなたにとってベストな睡眠時間を見つけ出してみてください。