継続は力なりと言われるように、どんなことも続けるからこそ到達できる領域があります。
とはいえ続けていると「もう飽きた~っ」と思うこともありますよね。
最初は全てが珍しいので興味をもって取り組めますが、続ければ続けるほど新鮮味がなくなるので刺激が少なくなっていきます。
続けることが大事ですが、そうは言っても繰り返していくうちに飽きてしまって続けることが苦痛になることも。
今回は、飽きたと感じたときに続けるためのコツについてです。
飽きるのは仕方ない
どんなジャンルであったとしても、一流になるためには継続した大量行動が必要になります。
英語にしても小中学校からみんなが勉強していますが、話せるようになるかは継続しているかどうか。
いきなり上手くなることはありませんが、続けることでだんだん上達してきます。
続けることが大事とは頭ではわかっていても、途中で「あ~、飽きた~」となって辞めてしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
それもそのはずで、やればやるほど成長速度は鈍化していきます。
最初はやっただけ上手くなりますが、上手くなればなるほど成長の幅は小さくなっていきます。
初心者は目に見えて上達しますが、イチロー選手のような高いレベルの人が昨日と今日で明らかに差がわかるぐらい成長するといったことは考えづらいですよね。
飽きるというのは、自分が成長していると感じられなかったり、目に見えた成果が出ないときに感じます。
ある程度時間をかけて取り組むと飽きが来るのは当たり前の話なのです。
興味を持って継続するためのコツ
継続が大事とわかっていても、足が止まってしまう大きな理由は飽きてしまうこと。
そのため続けるためには、飽きてしまわないための工夫が必要です。
つまり興味を持ち続けること。
楽しみながら取り組めていたら飽きることはないですよね。
そのためのコツを2つ紹介します。
成長を意識的に感じる
漫然と繰り返していたら飽きがきます。
そうならないためには成長を意識的に感じることが効果的です。
自分がどんどん成長していることを感じられたら「飽きた~」とはならないですよね。
成長していることを楽しく感じるので。
その成長を感じるために有効なのは、「上手くいったことを書き出すこと」です。
「今日は〇〇ができるようになった~」
「□□を発見した!!」
昨日の自分よりも成長したと思えることを意識的に探して自覚することが効果的です。
新しい試みをする
ルーチンで作業をすることは効率的にモノゴトを進めるためには有効ですが、同じことを繰り返すと飽きてしまいます。
飽きさせないためには新しい試みをしてみることが有効です。
「こっちのやり方のほうが速くできるんじゃないか?」
「もっと上手くやるためにはこのやり方のほうがいいんじゃないか?」
仮説を立てて創意工夫することで楽しさを感じられるようになります。
また、どのような変化であっても生産性は向上します。
人は新しいことを試してみることが大好きだということです。
詳しくは次の本に書かれているので読んでみてください。
まとめ
今回は、飽きたと感じたときに続けるためのコツについてでした。
モノゴトに取り組んでいると飽きを感じるときがありますが、それは取り組んでいること自体に飽きているのではなくて、自分の成長や変化を感じられないからです。
取り組み始めてから時間が経てば経つほど成長の幅も小さくなっていくので、漫然と取り組んでいると変化量を感じづらくなっていくので飽きを感じるのは当たり前。
そのため、飽きないためには成長を実感したり新しい試みに挑戦することが必要になります。
熟達するには継続して取り組むことが大切です。
そのために飽きないための工夫をしてみてください。