努力をしてもなかなか一流レベルにならないことがあると思います。
そこでこの記事では、一流の割合を表現する3:10:60:27の法則の法則をご紹介します。
2分くらいで読めますし、まずはご一読を!
3:10:60:27の法則
世の中の色んな事象に当てはまることで有名な「パレートの法則」というものがあります。
「売上げの8割は、2割の顧客で占められる」 といったもので、「2:8の法則」などとも言われています。
そして、パレートの法則をより具体化したものに「3:10:60:27の法則」というものがあります。
どういったものかというと…
10%の人 ・・・ 一流の人
60%の人 ・・・ 二流の人
27%の人 ・・・ 三流の人
10%の人 ・・・ ワンテンポ遅れて行動に移す人
60%の人 ・・・ 自分のペースでとりあえず行動にまで移す人
27%の人 ・・・ 行動に移さない人
10%の人 ・・・ うまくいっている人
60%の人 ・・・ 普通の人
27%の人 ・・・ うまくいってない人
最初の2つの「13%」と、後の2つの「87%」で「13:87」と表現されることもあります。
一流の割合は上位13%
多少の数字の誤差はありますが、おおむね世の中の割合は「3:10:60:27」に別れています。
会社などの組織の中でもこの割合は成立していることが多くて、超優秀な3%と優秀な10%が会社の重要な役割を果たしているといった感じですね。
しかも面白いのが、3%や10%の人材を取り除くと、残された人材で「3:10:60:27」が再構成されるんです。
逆に27%を取り除いても同じく「3:10:60:27」が再構成されます。
そこで重要になってくるのが、自分自身が「3:10:60:27」のどこに属そうとしているかです。
一流の人材になるために努力して13%に入るのか、その他大勢のほうに飲み込まれるのか。
素早く行動に移す13%に入るのか、ダラダラと動き出すのか。
意識的に自分が組織の中のどこに入るのかを考えると、一流として活躍しやすくなります。
普通に努力しても一流になれない理由
人並みに努力をしても人並みの人材で終わってしまいます。
27%の人は初めからやる気がないので相手にならないのですが、60%の人は人並みに努力しています。
自分は努力しているつもりでも、60%の人と同じぐらいの努力量だと平凡で終わってしまうのはこのためです。
「伝説の柔道家」と呼ばれる木村政彦さんという方がいます。
木村さんは15年無敗伝説を作り上げ、「努力で何とかなる」という人。
ライバルに勝つためにはライバルの3倍の時間稽古をすれば絶対に負けない、と全ての試合で「自信」につながったそうです。
ライバルよりも3倍の努力をし続ければ、良くも悪くも必ず結果は出ます。
一流になれない理由は、単純に努力量が人並み程度に収まっていることが原因かもしれません。
まとめ
この記事では「3:10:60:27の法則」について書きました。
普通に生活していると、最も大きい割合の60%の部分に収まることが多いです。
もし一流の人材になりたいのであれば、3%か10%の割合に入る意識が大切なんです。
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