コミュニケーション

仕事ができない部下を指導するコツは「基準を下げずに目線を下げる」

つぶやき
部下が仕事ができなくてイライラする…

部下が思ったように仕事ができなくてイライラしたり不満を持ったりすることってないですか?

同じミスを何回も繰り返して、同じことを何度も注意したり…

そこでこの記事では部下を指導するコツとして、「基準を下げずに目線を下げる」ことについて書きます。

2分くらいで読めますし、まずはご一読を!

仕事ができない部下を指導するコツ

仕事を部下に任せてみたけれども、思ったより仕事ができなくてイライラしてしまった…

アドバイスをしたつもりが全然改善されてなくて、同じような失敗を繰り返している…

そういった経験は部下を持った人であれば、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?

「あんまり厳しく接すると辞めてしまうかもしれないから、もっと簡単な仕事を任せよう…」

相手に合わせた難しさの仕事を振ることは大事ですが、できる能力があるはずなのに簡単にレベルを落としてしまうのは要注意。

部下の成長スピードも遅くなってしまいますし、成長するチャンスを奪っていることにもなります。

仕事ができない部下を指導するときのコツは「基準を下げずに目線を下げる」ことです。

自分の仕事観の基準や部下に求める基準は下げないで、部下が見ている目線まで自分の目線を下げるんですね

例えば甲子園を目指す場合でも、部員が練習についてこれないからといって当初の目標である甲子園出場から下げて、県大会ベスト4などを目標にしてしまうと、どんどん目標が下方修正されてしまいます。

甲子園出場を目指していたはずが、気づいたら低い基準にまで下がっていたっていうことになりかねません。

基準は高いまま維持することは大切です。

けれども、部員がついてこれていないのを放置すると、部員が辞めていってしまうかもしれません。

そこで大事になるのが「目線を下げる」ことです。

できて当然と思って押し付けるのではなく、部員たちが何に悩んでいて、どこが困っているかを、部員たちの目線になって見てみると改善策が見つかりやすくなります。

部下に接するときも、「基準を下げずに目線を下げる」ことが大事なんです。

仕事できない部下にイライラするときは?

部下の目線で考えるとイライラも和らぐと思いますが、それでもイライラするときは対応を変えたほうがいいでしょう。

期待値を下げる

期待するから期待が裏切られたときにイライラするわけです。

こういった場合は、部下への期待値を下げてみるのがいいでしょう。

一回言ってできる部下は優秀で、何回も指導を繰り返しているうちにだんだんと仕事ができるようになっていくもの。

大きな期待をしないことも大切です。

任せる仕事を選ぶ

部下も仕事の得意不得意があります。

もしかしたら不得意な仕事を任せているため、ミスが出てきたりモチベーションがあがらないのかもしれません。

任せる仕事を選ぶことも大切です。

配置を見直す

なかなか改善されない場合は配置を変えてみるのが効果的です。

変えてみると案外イキイキと仕事をするといったこともあります。

上司や人事権のある人に相談して、配置換えを提案するのもいいでしょう。

まとめ

部下が仕事ができないと、つい部下に合わせて基準を下げてしまいそうですが、安易に基準を下げると部下の成長を阻害してしまうので要注意。

指導するときのコツは「基準を下げないで目線を下げる」こと。

一方的に押し付けるのではなく、部下のレベルまで降りていって指導することがポイントです。

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