という悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、他人と比較して悩んでしまうことについて、2,500人にコーチングをしてきて、幸せに生きている人たちの共通点である他人と比較しない生き方について書きます。
具体的には次の順番にご紹介していきます。
- 他人と比較しないことが遠くに到達するコツ
- 他人と比較することで自分から悩みを作り出している
- 他人と比較しても幸せにならない
- 他人と比較しないための3つのコツ
5分くらいで読めますし、他人と比べてしまいがちな方は、まずはご一読を!
目次
他人と比較しないことが遠くに到達できる道
他人と比較して周りを気にしていると、自分を見失ってしまいがちです。
2019年3月21日に引退宣言をしたMLBのイチロー選手。彼の引退会見の次の言葉が印象的です。
結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、人よりも頑張ったということはとても言えないですけど、そんなことは全く無いですけど、
自分なりに頑張ってきたということはハッキリと言えるので、これを重ねてきて、重ねることでしか後悔を生まないというはできないのではないかと思います。
イチロー選手の野球への真摯な取り組み方は誰もが知るところではありますし、他の選手と比べてもダントツの努力をされていたと思います。
けれども、この会見で彼が言った言葉が「人よりも頑張ったとは言えないけれども、自分なりに頑張った。」ということ。
引退会見だと少しは開放されて少しぐらい自慢っぽい発言が出てもいいところだと思いますが、本心から他人と比較せずに自分と向き合ってきたからこういった言葉が出たんだと思います。
イチロー選手の別のインタビューの言葉に次のようなものがあります。
他人の記録を塗り替えるのは7割、8割の力でも可能だが、
自分の記録を塗り替えるには10以上の力が必要だ。引用:イチロー
イチロー選手の競争相手はあくまで今までの自分。自分を超えるように努力を積み重ねる姿勢があったからこそ、前人未到の記録の数々を達成したんでしょう。
人間の悩みの大半は他人との比較
思い浮かべてみると、悩んでいることの多くは他人との比較することで生まれてきます。
- 同期入社のあいつのほうが給料がいい…
- 後輩のほうが仕事ができる…
- 〇〇さんの子供は優秀なのに、うちの子はテレビゲームばかりして…
他人との比較で悩むといった例をあげようとすればいくらでも出てきそうですが、比べた結果、自分のほうが下だと思って悩むことには意味がありませんよね。
大切なのは自分をより良くするための思考と行動。
他人と比べるということは、本来であれば悩む必要のないことを、自分から作り出して悩んでいるわけです。
他人と比べても幸せにならない
他人との比較で生きていても幸せになることはできません。
人より収入が多いことで幸せを感じたとしても、自分よりも収入が多い人と出会うとその幸せを失ってしまいます。
人より仕事ができることに幸せを感じたとしても、自分よりも仕事ができる人と出会うとその幸せを失ってしまいます。
人より見た目が良いということに幸せを感じたとしても、自分よりも見た目が良い人と出会うとその幸せを失ってしまいます。
他人との比較で生きていると、常に他人より上にいく必要がありますし、常にトップで居続けることは非常に困難。
幸せに生きようとしたら他人との比較ではなく、自分がどうしたいのかが大切です。
スナフキンの名言を紹介しますね。
大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ
引用:スナフキン
他人と比較しないための3つのコツ
他人と比べて悩むことに意味はないわけですが、どうやったら他人と比べることがなくなるのでしょうか。
ここではそのコツを3つ紹介します。
他人ではなく自分自身と比べる
心から好きで情熱を持てることを見つけることが大事で、それに集中してみてください。
他人と比較してしまうのは、十分に集中できていない状態だから、周りが気になってしまっています。
目の前のことに100%の興味が持てていれば、「より上手くなりたい」「もっと知りたい」といった純粋な動機がはたらくので、他人はどうでもよくなります。
あくまで比べるのは昨日までの自分。
他人が気になってしまうというのは、心から好きと思えることに出会えてないのかもしれません。まずは色んなことに興味を持って好きなことを見つけてみましょう。
他人との差は自分の価値観を拡げるチャンス
自分と同じ人は世の中に一人もいなくて、皆それぞれ違っています。
他の人と比べて差を感じるときは、自分を成長させるための新しい価値観に出会ったと思ってみてください。
イチロー選手の言葉に次のようなものがあります。
メジャーリーガーの凄いところは、一度「あ、すごい選手だ」と認めたら、2,500本もヒットを打っている選手でも聞きに来ます。
それが偉大な点ですね。引用:イチロー
自分より優れているところがある人がいたら、比較して悩むのではなく、良いと思うところを自分に取り入れるチャンス。
ヒントがないところから自分をより高めることは試行錯誤が必要なので大変ですが、他人がすでに到達していればショートカットして成長できるチャンスなわけです。
だったら、他人と比較して悩むよりも、それを取り入れて自分を向上させたほうが生産的ですよね。
今あるものに感謝する
無いものを見るよりも、有るものを目を向けて感謝してみてください。
人は欠乏すると不幸を感じやすいといった性質を持っています。
例えば、
- もっと美味しいものを食べたい
- もっと広い家に住みたい
- もっとお金が欲しい
向上心を持つことは大切ですが、欠乏感が大きすぎるあまりに不幸を感じてしまうとしたら、無いものにフォーカスしすぎています。
もし今あるものが急になくなったらどうでしょうかその
- 食べるゴハンがない…
- 住む家がない…
- 今日生きるためのお金がない…
そう思うと次のように考えられるのではないでしょうか?
- ゴハンを毎日食べられることはありがたい
- 住む家があって寝る布団があることはありがたい
- 生活するだけのお金があることはありがたい
ありがとうの反対語は当たり前。当たり前と思えることが、実はとてもありがたいことなんです。
まとめ:
この記事では次のことを書きました。
- 他人と比べるよりも自分を超えていくことで大きなことができる。
- 他人と比べることで自分から悩みを作っている。
- 他人と比べ続けている限り、常にトップでないと幸せを感じられない。
- 比べるのは自分自身。
- 他人との差は自分を成長させるチャンス。
- 無いものよりも有るものにフォーカスして感謝。
ついつい他人と比べてしまうことがあると思います。
他人との比較は自分を成長するためのチカラとして機能していればいいですが、他人と比較して悩んでしまうといったことだキツイですよね。
他人と比較しないで、自分と比較してコツコツ努力することが本当の幸せかもしれませんね。
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