忙しいとなかなか読書がなかなか進まないですよね。そんなときは習慣と組み合わせた「ながら読書」が効果的。
私も以前は月に一冊も本を読まないことがありましたが、「ながら読書」を生活に取り入れた結果、月に15冊ぐらいは読めるようになりました。
この記事では、忙しくて読書をする時間をとりづらい人に「ながら読書」を紹介します。
ながら読書って?
何かをしながら読書をすることを「ながら読書」といいます。
本を読むことが習慣になっていると読書は毎日進みます。けれども仕事や生活が忙しいと、なかなか本を読むための時間を確保しづらくて読書が後回しになってしまいますよね。
ながら読書のいいところは、何かの作業と同時並行で読書ができること。読書のために特別に時間を作る必要がないので、今のライフスタイルを大きく変えなくも読書を進めることができます。
それでは読書をどういった作業と組み合わせたらいいのでしょうか?
生活習慣と読書を組み合わせる
ながら読書でオススメなのが生活習慣と組み合わせることです。考えることが必要な作業をしながら読書をするのには無理がありますが、生活習慣との組み合わせの相性は抜群にいいです。
なぜ生活習慣との相性がいいかというと、習慣というものはほとんど何も考えなくても体が勝手に動くので読書を同時に行えるから。生活習慣となっている作業を行いながらの読書だと、無理なく本を読み進めることができます。
生活習慣として考えられるのは、次のようなものです。
- 歯みがき
- 風呂
- 食事
- トイレ
- 通勤
- ランニング
- 筋トレ
- クッキング
- 身支度
- 靴みがき
他にもあると思いますが、何も考えなくても体が動く生活習慣っていうのは結構色々ありますよね。
例えば、「歯みがき」は忙しくても毎日誰もがしているもの。そういった日々の必ずやる作業に読書をくっつけて、「歯をみがきながら読書」をするといった感じです。「通勤+読書」とかははビジネスマンには定番の組み合わせですね。
なかなか読書のために時間を確保することが難しかったとしても、生活習慣は毎日誰もがやっていること。その生活習慣に「ながら」で読書をすることで無理なく毎日本を読むことができるようになります。
ちなみに、ランニングやクッキングなどの体を動かす生活習慣の場合は、耳で聞けるオーディオブックがオススメです。
オーディオブックのすすめ
ながら読書をルール化してルーチンにする
「生活習慣+読書」といったように、毎日の生活の中で必ずしている作業をしながら読書をすることで、忙しくても無理なく本を読むことができます。
そしてさらに読書を進めるために有効なのが「if-thenルール」を併用すること。if-thenルールというのは、「もし(if)〇〇したら(then)■■する」とルール化するといったものです。
(if)電車に乗ったら(then)本を読む
といったように、特定の状況になったら本を読むとルールとして決めておくことです。
if-thenルールについての詳細は次の記事「【読書をする時間がない】読書が進まないときはif-thenルールで読書量アップ」で紹介しているのでご覧ください。
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【読書をする時間がない】読書が進まないときはif-thenルールで読書量アップ
ながら読書をルーチン(決まり切った手続きや手順や動作)にすると集中力が上がります。イチロー選手がバッターボックスに入るときのルーチンを知っている人は多いのではないでしょうか。スポーツ選手が集中状態に入る儀式としてルーチンが取り入れられています。
if-thenルールに従って特定の状況になったら本を読むとルーチンにしておくと、その状況になったら集中力を高めた状態で読書をすることができます。
まとめ:読書を生活に自然に取り入れる
日々の生活が忙しいと、まとまった時間を取って読書をするのが難しいと思います。無理して読書をしてもなかなか継続しないですし。
そういったときは今のライフスタイルの中に読書を組み入れると無理なく読書をすることができます。それが「ながら読書」。「歯みがきをしながら本を読む」といった生活習慣になっている作業と読書を一緒に行うことで、特別に読書の時間を取らずに本を読むことができます。
それをif-thenルールで、読書をすることをルール化することで読書が日々の習慣になっていきます。
もし忙しくて読書に時間が取れないときは、「ながら読書」と「if-thenルール」を試してみてください。きっと今までよりも読書量が増えて、仕事もプライベートも好転すると思います。