TED(テッド)をご存知ですか?
TEDは1984年から始まった「広める価値のあるアイデアの拡散と共有」をテーマとした公開プレゼンテーションのカンファレンスで、毎年1回カナダのバンクーバーで開催されています。
世界中にTEDのファンが急増した結果、2009年には、フランチャイズ形式の「TEDxプログラム」が登場しました。TEDxは本家TEDの地方版ですね。
このTEDxは世界各国で開催されていて、日本でも各地方で開催されるものや大学を中心に開催されるものがあったりします。
地方で開催されているTEDx
- TEDxSapporo
- TEDxKyoto
- TEDxTohoku など
大学を中心に開催されているTEDx
- TEDxTodai
- TEDxKeioSFC
- TEDxWaseda など
本家TEDのプレゼンは秀逸なものが多いですが、このTEDxに登壇する日本人の個性溢れるプレゼンも、日本人ならではの視点が組み込まれていて必見です。
この記事では、日本人による数あるTEDxプレゼンの中でも、特に面白かったおすすめの7つをご紹介します。
目次
「笑いと快感」高須光聖
笑いのメカニズムが解説されています。
プレゼン中もクスッとする笑いが散りばめられていて、さすが構成作家。
笑いのプロです。
人生において嫌なことがあったとしても全てが笑いのための「フリ」。
コンプレックスや日々の嫌なことに対して前向きになれるプレゼンです。
「思うは招く」植松努
何かに挑戦している人や、もがいている人や、模索している人や、全ての人の勇気になる動画です。
決して派手なパフォーマンスがあるわけではないですが、植松さんの今までの人生で培った深い人間性と人柄を通して想いが伝わってきました。
この動画の内容のことを世の中の人が実践すると、一気に世界が素敵な方向に変わる画期的なプレゼンです。
みんなに見てもらいたい動画です。
「時間という財産」長岡秀貴
最高の幸せを得るための時間の使い方について語られています。
長岡さんは、高校時代に左半身麻痺になりましたが奇跡的に回復。その経験から命に向き合い、人生観が大きく変わったそうです。
人生の最後に後悔しないためにも、限られた命の使い方について見てもらいたい動画です。
「人生の価値は、何を得るかではなく、何を残すかにある。」田口一成
素敵な社会を実現するためにも「何を残すか?」を呼びかけている心打たれる動画です。
ビジネスと社会貢献の両立がすごく上手。どうしてそのビジネスをしているかが明確で、そのビジネスの発端は目の前の人の課題を解決することから始まっているところが、人として純粋にカッコいいなと思いました。
何を残すかが人生の最大の価値。
「宗教の使命は安心感を与えること」松山大耕
宗教の本質についてと、日本ならではの宗教観が世界に提供できる価値について語られています。
日本の場合、仏教や神道が生活に溶け込んでいるため、あえて宗教について語られることはないですし、宗教について語ることはタブー視されているきらいがあります。
けれども、宗教問題は世界の中で生きる日本人に取っても避けては通れないテーマなので、日本人それぞれが問題意識を持ったほうがいいテーマかもしれません。
「一歩前へ踏み出す勇気」荒川祐二
小説家であり、講演家であり、飲食店を経営したり、首相公邸のネット番組『首相公邸チャンネル』の司会を務めたりされている荒川さん。
今でこそ多方面で活躍されていますが、20歳の頃は単なるダメ学生。そこから一念発起してゴミ拾いを始めて人生が変わったストーリーが語られています。
動画の中にある「その道の始まりは今この瞬間」というフレーズが印象的です。
荒川さんの場合は、ゴミ拾いを始めた瞬間が道の始まりであり、何事においても今この瞬間が大事と思える動画です。
荒川さんの本もオススメ。
「出来る、出来ない」ではなく「やるか、やらないか」
一歩踏み出す勇気がもらえます。
10年前に始めたゴミ拾いをいまだに週1で続けているそうです。
「風を受けてヨットは進む」西野亮廣
「ヨット=自分」「風=環境」と例えて、順風と逆風があるから自分が進めるといった考えを紹介しています。
さすがお笑い芸人、喋りが上手いので飽きることなく一気に最後まで見ることができます。
中盤からかなりグダグダな感じになっていきますが、視聴後に温かい気持ちになれます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
日本人ならではのTEDの魅力を感じてもらえたとしたら嬉しいです。
とはいえ本場のTEDもやはり見逃せません。
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