商品ができたらまずは売ってみましょう。
商品が形になってくるとよく聞かれます。
「この商品って売れますか?」
「本当にこのビジネスってうまくいくんでしょうか?」
実際に売れるまでは不安になる気持ちもわかります。
けれども質問されたら次のように答えます。
「まずは売ってみてください。結果はすぐにわかりますから。」
まずは売ってみる
商品ができたら次は集客。
新規顧客獲得導線は次の4つのステップを踏みます。
- サーチ(お客さんを特定する)
- キャッチ(お客さんに接触する)
- グロース(お客さんに興味を持ってもらう)
- ゲット(成約する)
集客は「サーチ」と「ゲット」に相当する部分。
集客は集客専門のコンサルがいるぐらい、ビジネスにとって必要不可欠で重要なものであり、奥が深いところ。
連日お客さんがひっきりなしに来てくれるのであればいいのですが、一番最初からそういった状態になることは稀でしょう。
だからこそ、商品ができたらまずはとりあえず売るようにしてください。
売るからこそお客さんからフィードバックがもらえて商品がブラッシュアップされていくので、お客さんを獲得しやすくなり集客もやりやすくなります。
逆に完璧な集客の仕組みを作ろうとして、そこに時間をかけているとどうでしょう。
最初の売上を上げるまでに時間がかかってしまって、商品を提供するために起業したのか、集客をするために起業したのかよくわからなくなってしまいます。
売ってみて初めてわかることがありますし、売れると嬉しいので行動が加速していきます。
副業系サービスサイトを使い倒す
「とりあえず売ってください!」と言われて、売り方を知っている人はすぐに動き出せると思います。
友人・知人が多かったり、何かのコミュニティーに属している人も、人脈の力を使って売れると思います。
けれどもそうでなければ「えっ、お客さん、いないんだけど…」となってしまうのではないでしょうか。
そういった場合にお勧めするのが副業系サービスサイトを使ってみることです。
毎年シューマツワーカーが副業系サービスカオスマップを発表しています。
副業を始めやすくなっている背景には、こういった気軽に副業に取り組めるサービスが着実に充実してきているからでしょう。
この副業系サービスカオスマップを見てみると、見たことや聞いたことがあるサービスもあると思います。
こういったサービスサイトを利用することで簡単に仕事を受注したり商品を売ることができるんですね。
もしライティング技術を使って起業する場合を例にして、いくつかのスキルシェア系のサービスサイトをご紹介します。
ココナラ
紹介動画は↓
動画の長さ:52秒
ココナラのキャッチフレーズは「あなたの得意で、誰かを幸せに」
「知識・スキル・経験」を売り買いできるフリーマーケットというコンセプトです。
ライティングだと、次のような感じでスキルを販売している人たちがいます。
タイムチケット
タイムチケットのキャッチフレーズは「わたしの30分、売りはじめます」
自分の時間を売ってお金にするというコンセプトで、ライティングスキルを持った人が次のような感じで販売しています。
ストリートアカデミー
ストリートアカデミーのキーワードは「まなぶ・おしえる・つながる」
スキルのシェアを目的とした学びの場を提供しています。
ライティングだと次のような感じでスキルシェアしている人たちがいます。
クラウドワークス
クラウドワークスのキャッチフレーズは「どんな仕事も、簡単ネット発注」
上記の3つのサイトは、「自分の得意なこと」を誰かに伝えたり教えてお金にするものでしたが、クラウドワークスはお仕事を紹介しているサイトでフリーランスの人もよく利用しています。
案件ベースで色んな仕事が紹介されていて、募集されている仕事の幅は多岐にわたっています。
ライティング案件だと次のような感じですね。
駆け出しの初心者向けの案件から企業案件まで幅広く募集されています。
売りながら集客の仕組みをつくる
こういったサービスサイトを使えばあなたの代わりに集客をしてくれるので比較的簡単に商品を売ることができるでしょう。
売上が上がると嬉しいですが、それ以上にお客さんに商品を提供するとビジネスが一回転したことになり全体像が見えてきます。
この全体像の把握ということが非常に大切で、全体像が把握できれば試行錯誤しやすくなってビジネスが加速していきます。
サービスサイトや既存の人脈などを使ってまずは売る体験をしてどんどん商品をブラッシュアップしていきましょう。
それと同時並行で集客の仕組みを作っていけば、安定的にお客さんに商品を提供できて売上も安定化し、ビジネスが軌道に乗っていきます。
まとめ
この記事では、まずは売ってみることの必要性と方法について書きました。
集客の仕組みを考えることも大切ですが、商品がある程度形になったら集客の仕組みを作りつつ、まずは売ってみましょう。
そうすると結果が出てくるので、課題も見つかります。
そこから商品をブラッシュアップしていけば、お客さんが本当に欲する商品になっていきますし集客もしやすくなるんです。
とりあえず売ってみて、まずはビジネスを一回転させましょう。