仕事をしていたら辞めたいと思うことってありますよね(笑)
私は2回の転職経験がありますが、会社を辞めるのは簡単です。ただ、仕事がつまらなくて会社を辞めると、次の会社でもまた同じような状態になる可能性があります。
そうならないためにも、仕事がつまらない原因に対処してから次の会社に行ったほうが後々後悔しなくてすみます。仕事がつまらなくて転職を繰り返すのも大変ですしね。
この記事では、「仕事がつまらないな~」と思って仕事を辞める前に、やっておきたい3つのことについてです。
目次
どうして仕事がつまらないのか?
つまらない理由1:自己重要感が満たされない
いくつか原因が考えられますが、仕事がつまらないと感じる一番大きな原因はズバリ「成果が出ていないから」です。
なぜ成果が出ていないとつまらなく感じるかというと、自己重要感が満たされないから。
人は誰しも自己重要感を満たしたいと思っています。「他人から大切にされたい」「他人から認めてもらいたい」「他人から優れていると思われたい」などなど、自分が重要であると感じたいものです。
この自己重要感は新入社員などの未熟な人はもちろんですが、大きな会社の社長であっても、人なら誰でも持っている感情です。
仕事で成果が出ていると、周囲からも認められたり期待されたりするので自己重要感が満たされます。逆に成果が出ていないと、なかなか他の人から認めてもらえないので、自己重要感も満たされません。だからつまらなく感じるのです。
つまらない理由2:仕事が単調すぎる
可能性としてかなり低いですが、工夫の余地がないほど仕事が単調である場合、つまらなく感じます。
人は刺激がないと退屈に感じるようにできています。
例えば車の運転の場合、運転することがいくら好きな人であっても、高速道路の単調な道をずっと走っていると飽きてつまらなく感じてしまいますよね。
「より速く」「より効率的」にするといった工夫の余地があれば刺激的にすることができます。けれども、流れが完成していて刺激のない単純な作業であったならば、仕事がつまらないと感じてしまいます。
辞める前にやっておきたい3つのこと
仕事がつまらないと感じる主な理由は次の2つです。
- 成果が出ていない
- 仕事が単調で刺激がない
こういったことが解消されたら、「つまらない」から「楽しい」に変わる可能性が高くなります。
これを解消しないまま会社を辞めると、次の会社に行っても同じ状況に陥ればまた辞めることになってしまうので、辞めるのであれば解消してから辞めたほうが今後につながりやすくなります。
それでは具体的な何をするかを3つ紹介します。
その1:小さなことで結果を出す
成果が出ていないのであれば、出してしまいましょう(笑)
成果を出すといっても、現状で成果が出ていないのに、いきなり皆が驚くような大きな成果を出すのはさすがに無理があります。
ここで大事なことは、小さなもので全然大丈夫なので、まずは成果を出すということ。小さなことであったとしても、同僚から「ありがとう」と言われればオッケーです。
そうすれば、次第に自己重要感が満たされていって、どんどん仕事が楽しくなっていきます。
もしくは仕事そのものでなくても大丈夫です。
どういうことかというと、例えば「おはようございます!」と元気に挨拶するなどでもオッケーですし、職場の雰囲気が明るくなるように花を飾るなどでもオッケーです。
「〇〇さんが明るく挨拶してくれるから、こっちも元気に挨拶しようと思った」であったり「お花があるから気持ちも明るくなった」といったように、自分の行動で相手に影響を与えることができれば、自己重要感が満たされていきます。
その2:主体的に仕事を取りに行く
仕事は振る側と振られる側がいます。もう少しいうと、主体的に仕事を作ってそれを振り分ける人と、振り分けられた仕事を受ける人がいます。
仕事に対して受け身でいると、仕事を作った人からどんどん仕事が振られることになります。
もしずっと受け身でいるとどうなるんでしょうか?だいたい想像ができますよね。面白い仕事は誰かが先に取っていくので、売れ残った仕事をやることになります。
「受け身でいる」 → 「売れ残りの仕事をする」 → 「本当にやりたいことができい」 → 「楽しくない」 → 「つまらない」
受け身でいると、どんどん仕事がつまらなくなるループにはまっていくことになります。
それでは、仕事を楽しくするためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、はじめは小さいことでもいいので、やりたいことをやってみることです。割り振られる仕事の中で比較して面白そうなものに手を挙げるといったところからでオッケーです。
受け身で仕事をしていて仕事がつまらないと感じていたら、まずは小さいことでも十分なので主体的に取り組んでみるとつまらないループから脱出するキッカケになります。
ポイントはいきなり大きな変化を作るのではなくて小さな変化をつくることです。
その3:本を読んでみる
いつも同じ人ばかりと接していると価値観や考え方がマンネリ化してしまって視野も狭くなってしまいます。
視野が狭くなった状態で「仕事がつまらない」といった思考性になると、どんどん「つまらない」モードに突入してしまってネガティブな発想が浮かんでしまうことに。
そうならないために有効なのが読書です。色んな人の色んな価値観に触れようと思ったときに便利なのが本を読むこと。
狭くなった視野が広がります。
例えば、私のお気に入りの本の次の一冊。
仕事がつまらなくて辞めようとしていたときに踏みとどまらせてくれた本です。
面白い仕事があるわけではない。仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。
引用:成功のコンセプト
この一文が衝撃的でした。
>>【書評】「成功のコンセプト」はビジネスマンのバイブルだった
オススメの本を次の記事にまとめてあるので、興味があればご覧ください。
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私の人生に最も影響を与えた本ベスト10|大切な人には必ず読んでもらいたい
補足:転職サイトに登録しておく
実際にもし転職するとなったら結構時間がかかります。実際に面接に行くなどもそうですが、自分の希望する条件に合った仕事を見つけるのにも時間がかかります。
求人サイトに登録するのは無料ですし、希望する条件に合った求人情報がメールで届くようになるので、今すぐに転職を考えてなくても登録だけでもしておいたら今後のキャリアについての視野が広がります。
まとめ:辞める前に爪痕を残す
仕事がつまらないと思っているとしたら、おそらく成果があまり出ていないことが原因ではないでしょうか?
もしそれで仕事を辞めようとしているとしたら、辞める前に何か爪痕(成果)を残すことを意識してみるといいです。
ちょっとした小さな成果でも、仕事がつまらないといった状況を変えることができるかもしれません。
大きな成果よりも、まずは小さな成果を出すことがポイントです。