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転職すると年収は下がる!?自分の価値を転職活動前に診断!

つぶやき
転職して今より年収が下がったらどうしよう…

転職するとなると以前はネガティブな風潮がありましたが、今では1つの選択肢として認められるようになってきました。

日本の転職率は10%程度なので、1つの職場で10人に1人ぐらいは毎年転職している状態です。転職率については次の記事にまとめているので、興味がある方はご覧ください。

面接
転職を考えたほうがいい4つのタイミング【ポジティブ編】

周りにも転職経験がある人は多いと思いますが、転職するときに「年収が下がったらどうしよう…」と気になる人も多いのではないでしょうか?

この記事は、転職市場での自分の価値を事前に診断することについて書きます。

転職活動するときの不安ってなに?

椅子に座っているビジネスマン

転職して新しい職場に移ると、大きく状況が変化しますよね。期待することも多い反面、不安に思うこともあると思います。

転職するときにみんなはどういったところに不安を感じるのでしょうか?

転職活動を始める理由

エン・ジャパンが行ったアンケート調査によると次の結果になりました。

転職活動をし始めた理由

転職活動をし始めた理由を示すグラフ

引用:「転職の際の不安」について(2014年版)

転職活動を始める一番の理由として、収入面に不満を感じて開始する人が多いようです。

転職活動をしていて感じる不安

収入に不満を感じて始めた転職活動。活動中にどういったところに不安を感じているかのアンケート結果が次のものです。

転職で不安だったことのグラフ

引用:「転職の際の不安」について(2014年版)

多くの人が不安を感じているのが年齢。その次に不安を感じているのが年収です。

転職と年収は深い関係

転職活動を始める理由で一番多いのが収入面での不満。転職活動中の不安で二番目に多いのが年収についてです。

転職と年収についての心配は大きく関係しているわけですね。

となると、転職する時に労働市場で自分がどれだけ価値があるかを把握することが大事になってきます。

年収に不満があって転職したはいいけれども、年収が下がってしまったら本末転倒ですよね。

転職市場での自分の価値を診断

グラフ

転職市場で自分自身はどれだけの価値を発揮できるのでしょうか?

事前に自分の価値が把握できたら転職での不安もだいぶ軽くなります。

転職力診断テスト

そこで今回私が受けたテストが転職サイトtypeが提供している「転職力診断テスト」。無料だったので、自分にどれだけ価値があるのか知りたくて試しにやってみました。所要時間は登録作業を含めて10分ほどです。

転職力診断テスト

質問項目があるので、それらにこたえていく感じですね。

転職力診断/質問項目の画面

テンポよくこたえたら5分ぐらいで完了。すぐに診断結果を出してくれました。

転職力診断・結果発表

私の結果は次の通り。転職力が優れていると褒められました(笑)

転職力診断結果概要画面

77点!転職市場での私の評価はこんな感じらしいです。90点ぐらい取りたかった(笑)

さらに詳細な分析もしてもらえました。

将来のビジョンを定期的に見直したり、自分についての分析はできていると思うので、そのあたりは結果に出ているのかなと。ただ、ビジネス基礎能力が他に比べて低かった…

自分の強みと補強するポイントが何であるかが客観的にわかるのがいいですね。足りない部分は補強すればいいだけなので、そのためにの現状を把握することができました。

自分の市場価値がわかるので不安の解消につながる

転職するときの一番の不安が、自分が転職市場でどれだけの価値があるかがわからないことです。

不安が先行すると最初の一歩が踏み出せなかったり、行動が遅くなってしまいがち。

診断を受けてみると、自分にどれぐらいの価値があるのか客観的に判断することができるので安心感が得られます。

行動しないと時間だけがどんどん過ぎていって年齢的にも転職しづらくなるので、思い立ったらまずは行動してみてください。

▼typeの転職力診断テストはこちら。

無料で転職力診断を受けてみる

年収が下がっても転職する理由は?

爽やかなビジネスマン

診断した結果、もしかしたら今よりも低い年収といったことになるかもしれません。それでも次のような理由であれば年収ダウン以上の価値があるのではないでしょうか?

キャリアアップや経験値の獲得

自分のキャリアを考えた場合に、今の職場では実現できないことってどうしても出てきます。

会社の規模感や経営方針といったことが現実にあるので、自分の希望する状況とギャップが出てしまうことも。

年収がダウンしたとしても、今後のキャリアや経験値の蓄積を考えた場合、自分が成長すれば今後取り戻すこともできます。

私も大阪の広告の写真スタジオから東京の映像制作会社に転職したときは、キャリアアップが一番の目的でした。広告業界の場合、全国レベルの仕事をしようとするとどうしても東京で勝負する必要があったので転職することにしました。

やりたいことが見つかって他業種への転職

他業種への転職は、特に新卒で就職した会社から初めて転職をする場合に起こりやすいと思います。

実際に初めて社会に出て仕事をすると、学生の頃に抱いていたイメージと大きく違ったっていうことはよくある話。実際に体験して初めてわかるものです。

仕事をしてみて自分と改めて向き合った結果、やりたいことが見つかることもあります。

私の場合は、新卒でSEとして就職しました。実際に働いてみた結果、思ったよりSEの仕事が楽しくなかったのと、学生の頃から心の中では本当はやりたいと思っていたカメラマンの道が諦められずに広告写真の業界に転職することに。

カメラマンアシスタントとして転職したので、年収は笑えるぐらいにダウン。それでも今になって振り返ってみると転職して良かったと思います。

ライフワークバランス

会社や仕事内容によって、ある程度要求される労働時間っていうものがあります。

労働時間が長すぎてプライベートの時間があまり取れない。けれども、仕事以外の時間も確保したいといった場合、年収がダウンしてでも転職する価値はあると思います。

24時間の時間の使い方を自分で決められない環境というのは不便なものです。

転職とは話が違ってきますが、私が会社員からフリーランスに働き方を変えた理由の1つが自分で使える時間をコントロールしたいといったもの。

年収がダウンしてでも、働き方を自分で選択するほうが優先順位が高いのであれば、転職もありだと思います。

まとめ:転職は短期間でスパッと動く

転職は結構エネルギーを使います。新しい職場への適応や今の職場への配慮など。

あんまり長く時間をかけると、意識が散漫になったり、無闇に迷ったりすることになりかねません。

転職に限らない話ですが、モノゴトにはプラスの面とマイナスの面が必ずあるので、100%確実な判断というのは現実的に難しいです。

転職するならする、転職しないならしない。優先順位をつけてスパッと短期間で決めてしまったほうが何かとスムーズに進みます。

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