キャリア・転職

転職回数の平均ってどれぐらい?好きな仕事を見つけるための転職

2019年3月3日

握手
つぶやき
転職するのも珍しくないみたいだけど、みんなはどれぐらい転職してるんだろう?あんまり何回も転職するのも印象悪そうだし…

そういった疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事では転職回数に関する疑問について、2,500人に働き方のコーチングをして転職のアドバイスをしてきた立場から書きます。

具体的には次の順番で紹介していきます。

  • 年代別の転職回数と平均転職回数
  • 【転職経験なし】選択肢の1つとして転職を考える
  • 【転職回数多い】「この人は欲しい!」と思われるアプローチ

4分くらいで読めますし、誰もが転職する可能性があるので、まずはご一読を!

年代別の転職回数と平均はどのぐらい?

グラフ

年代別の転職回数

周りの人はどれぐらい転職しているのでしょうか。リクナビNEXTが2017年に行った調査では次のようになります。

対象になるのは、2017年1~6月までに新規登録したリクナビNEXTの会員データです。

転職回数のグラフ

引用:リクナビNEXT

30代までに2人に1人、50代までに3人に2人が一回以上の転職を経験しています。

年代別の転職回数の平均

上記の結果から転職回数の平均を求めると、次のようになります。

  • 20代:0.3回
  • 30代:1.0回
  • 40代:1.5回
  • 50代:1.7回

定年するまでに、多くの人が1~2回は転職するようです。

終身雇用も崩壊していますし、キャリアアップも含めて、転職することは珍しいわけではないわけですね。

転職も選択肢の1つ

男性

もし今の会社に不安や不満がある場合は、選択肢として転職を考えてもいいでしょう。

転職情報サイトのdoda調べによると、転職理由は次のようになります。

順位 転職理由 割合
1位 ほかにやりたい仕事がある 14.9%
2位 会社の将来性が不安 10.7%
3位 給与に不満がある 10.5%
4位 残業が多い/休日が少ない 8.2%
5位 専門知識・技術を習得したい 5.1%
6位 幅広い経験・知識を積みたい 3.8%
7位 U・Iターンしたい 3.8%
8位 土日祝日に休みたい 3.3%
9位 市場価値を上げたい 3.3%
10位 会社の評価方法に不満がある 3.2%

引用:doda

会社が問題を抱えている場合、個人の働きかけで変えることが難しい場合があります。または、本当にやりたいことが今の会社では実現できないこともあります。

以前は1つの会社でずっと働くことが当たり前でしたが、今では転職して複数社経験することも珍しいことではありません。

自分の人生をより良いものにするためには、選択肢の1つとして転職というカードは持っておいたほうがいいでしょう。

転職回数が多い人に必要なのはアピールと自分の軸

ミーティング

転職で可能性が広がることもありますが、軸のない転職を何度も繰り返すと、転職したくても採用されづらくなってしまいます。

なぜかというと、転職する本人は特にお金を払う必要はないですが、雇用する企業からすると採用にはコストがかかるからです。

例えば、年収500万円の人を採用すると、企業は報酬として150万円程度を転職エージェントに支払う必要があります。

入社してすぐに辞められてしまうと大赤字になってしまうわけですね。

転職回数が多い → すぐに辞めると思われる

企業の採用担当からすると、転職回数が多い求職者には次のような印象を持ちます。

  • 我慢が足りないのでは?
  • 仕事を覚えてもまたすぐに辞めてしまうのでは?
  • 常に人間関係に問題があるのでは?

1~2回程度の転職であれば問題ありませんが、あまりにも多いと、問題があるから何度も辞めていると思われてしまいます。

そのため、折角採用しても、今回もまた辞めてしまうのではと思われてしまう可能性があるわけですね。

転職回数の多さを強みとしてアピールできれば大丈夫

ただし、転職回数が多かったとしても、「できること」と「やりたいこと」が明確にアピールできれば大丈夫です。

  • 応募している仕事に必要なスキルがある
  • コミュニケーション能力が優れている
  • 転職を繰り返す理由に芯があって明確である

今までの職歴がしっかりと自分の成長につながっていて、それを転職先でどう活かせるかをアピールできれば、転職回数が多くても「この人は欲しい!」と魅力を感じてもらえます。

本当にやりたいことを見つけることが大切

もし転職を何度もしているけれども、転職の理由に芯がない場合は、自分の本当にやりたいことを見つけるアプローチを取ることがオススメです。

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で次のようなスピーチをしました。

自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられたのです。

皆さんも大好きなことを見つけてください。仕事でも恋愛でも同じです。仕事は人生の一大事です。

やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。

そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。

好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。決して立ち止まってはいけない。

本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはずです。すばらしい恋愛と同じように、時間がたつごとによくなっていくものです。

だから、探し続けてください。絶対に、立ち尽くしてはいけません。

本当にやりたいことに取り組むからこそ、人生を前向きに力強く生きることができます。

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まとめ:転職は選択肢の1つとして利用したい

この記事では次のことを書きました。

  • 1~2回の転職は当たり前
  • 今の会社に不安や不満がある場合は転職も考える
  • 転職が多い場合は強みをアピール
  • 天職を見つけることが大切

転職は選択肢の1つとして有効です。

転職が多い場合はジョブホッパーと見られる可能性があるのでアプローチを考える必要があります。

転職理由に芯がある場合はそれをアピールしましょう。イマイチ芯がない場合は天職を見つけることが大切。見つけることでワクワクした生き方ができるようになります。

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