そういった悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、国民性の違いを理解して、もっと気楽にコミュニケーションを取るために「沈没船ジョーク」を例にとって次の順番でご紹介していきます。
- 各国の国民性の違いを表した「沈没船ジョーク」
- 日本人と他国籍の同僚とのコミュニケーション
3分くらいで読めますし、同僚に海外出身の人がいる方は、まずはご一読を!
国によって変わる国民性を表現した「沈没船ジョーク」
ある船が沈没しそうになっているときに、船長が乗客を海に飛び込ませるために何というか?というのを風刺を込めて表現した「沈没船ジョーク」というものがあります。
その内容は次の通りです。
沈没船ジョーク
世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。したがって、その船の船長は、乗客を海に飛び込ませようとしますが…。さて、船長が各国の人を飛び込ませるために放った言葉とは何でしょう?
- アメリカ人には、「飛び込めばヒーローになれますよ」
- ロシア人には、「海にウォッカのビンが流れていますよ」
- イタリア人には、「海で美女が泳いでいますよ」
- フランス人には、「決して海には飛び込まないで下さい」
- イギリス人には、「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」
- ドイツ人には、「規則ですので海に飛び込んでください」
- 中国人には、「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」
- 日本人には、「みなさんはもう飛び込みましたよ」
- 韓国人には、「日本人はもう飛び込みましたよ」
- 北朝鮮人には、「今が亡命のチャンスです」
日本人はやっぱり集団行動
沈没船ジョークによると日本人の国民性は、「みなさんはもう飛び込みましたよ」で海に飛び込みます。
「自分がどんな行動をするか?」というよりも、「周りのみんながどんな行動をしているか?」を気にして行動する傾向があります。
最近でこそ「個性」であったり「多様性」といった言葉が重視されているように、日本でも人と違うことが認められやすい時代になってきました。
とは言え、なんだかんだで周りの影響を受けやすい国民性というのは変わらないでしょう。
日本人同士のコミュニケーションであれば、周りとの関係性の中でのコミュニケーションが有効なわけです。
出身国が違えばコミュニケーションも変わる
最近では外国から日本に働きに来る人も増えたので、職場に他国籍の同僚がいることも珍しくなくなってきました。
外国人だと日本と文化も違うとわかっていても、ついつい日本での当たり前のコミュニケーションを取ってしまうことってあります。
そういったときに思い出したいのが、「沈没船ジョーク」。
日本人は「みなさんはもう飛び込みましたよ」で海に飛び込む国民性ですが、中国人だと「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」で飛び込む国民性です。
相手がどういった価値観を重視しているかを気遣うことは大切ですし、日本人はそういった気遣いに長けている国民性も持っています。
相手のことを思っての行動でも、価値観が大きく異なっていればなかなか伝わらないもの。
「沈没船ジョーク」のように、出身国の違いを楽しみながらコミュニケーションしてみるのも面白いですね。
まとめ:出身国によってコミュニケーションが変わるのは当たり前
この記事では次のことを書きました。
- 国民性には特徴がある。
- 日本人が周りを気にして行動するように、海外出身の人にはその国特有の気質がある。
- 職場の他国籍の同僚にも、出身国の価値観に配慮したコミュニケーションが大切。
他国籍の同僚とのコミュニケーションは、言葉の問題もありますが、それと同時に国民性の違いにも壁を感じることがあると思います。
自分たちの常識で行動しているとなかなか分かり合えないこともあるので、相手の価値観に配慮したコミュニケーションを心がけたいですよね。
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