結果がメンバーの行動を変える。望ましい行動を促すためのABCモデル

二人で打ち合わせ




ほめて伸ばすのか叱って伸ばすのか。

メンバーを育成しようとした場合、いろんなアプローチがありますが、褒めると伸びる効果があることは生理学研究所の定藤規弘教授らの検証実験で解明されています。

メンバーに望ましい行動を促すためには褒めることが効果的なのですが、これは褒めるという結果があるからその行動が強化されたからです。

今回は、結果のチカラで行動を変える考え方のABCモデルを紹介します。

行動科学マネジメントのABCモデル

人が行動するサイクルは、3つの要素から成り立っています。

  • A=Antecedent(先行条件)
  • B=Behavior(行動)
  • C=Consequence(結果)

お菓子の割引クーポンを例にすると、

  • お菓子の割引クーポンを手に入れる = A(先行条件)
  • お菓子を購入して食べる = B(行動)
  • 美味しかった = C(結果)

先行条件(お菓子の割引クーポンを手に入れる)がきっかけで、行動(お菓子を食べる)が引き起こされ、 結果(美味しかった)という成り行きになります。

望ましい行動(B)を繰り返して欲しい場合は、ポジティブな結果(C)を用意すればBが繰り返されやすくなります。

クーポンというきっかけでお菓子を買って食べてみたら美味しかったので、また買ってみようとなるわけです。

逆にネガティブなCを用意すればBは抑制されます。

お菓子が不味かったらまた買おうとは思わないですよね(笑)

メンバーに望ましい行動を促すには?

人は褒められると嬉しいので、メンバーを褒める(C)というポジティブな結果を用意すれば、Bは繰り返されます。

例えば、ミーティングで発言の少ないメンバーがいたとして、もっと発言の数を増やして欲しい時は、

  • メンバーに発言するように促す:A
  • メンバーが発言する:B
  • 発言したことを褒める:C

といったことを何回か繰り返すと、そのメンバーは発言しやすくなります。

結果(C)を褒めるのではなく、逆に「またお前はつまらないことを言って…」みたいなネガティブなことを用意するとそのメンバーの発言は抑制されることになります。

結果(C)にポジティブなものを用意すれば行動(B)は強化され、ネガティブな結果(C)を用意すれば行動(B)は抑制されます。

習慣になるまで繰り返す

ポジティブな結果が得られるとわかれば、その行動は繰り返されます。

メンバーに望ましい行動を取らせようとした場合、褒めるなどのようなポジティブな結果を用意すればいいわけです。

ただ、一回やればいいのかと言うとそうではありません。その行動が習慣になるまで何度も繰り返す必要があります。

まとめ

今回は、結果のチカラで行動を変える考え方のABCモデルを紹介しました。

有名な料理人が料理にハマった理由を聞かれたら「小さい頃に料理を作ったらお母さんに美味しいって言われたのがきっかけです」といったことがあったりしますが、褒めたら伸びる理由はこういったところにあります。

ただ、褒めるにしても事実に反することで褒めると逆効果になるときも。

心から相手に興味関心をもって、事実に沿って本音で褒めることがポイントです。

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