自己成長

変化の激しい時代。どのようなタイプの人が活躍し続けるのか?

2018年11月30日

今や目まぐるしく時代が流れているのを実感するようになりましたね。

インターネットの普及による第三次産業革命が起こったかと思えば、IoTやAIといった第四時産業革命が起きつつあります。

潰れていく会社もあれば、新しく興る会社もあって、どんどん新陳代謝が進んでいますね。

今回は、時代の流れが早い中、どういった人が生き残って活躍し続けるかについてです。

今の小学生の65%が新しい職種に就く

2016年のダボス会議で「未来の仕事」というレポートが発表されました。

ちなみにダボス会議というのは、スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会で、約2500名の選ばれた人たちで世界が直面する重大な問題について議論したり、レポートが発表される場です。

話が戻って、「未来の仕事」というレポートで取り上げられた「65%」という数字。

これは何かというと、「今の小学生が将来就く職種の65%が、今はまだ存在していない職種」というものです。

今ある職種に就く割合が35%で、65%は全く新しい職種に就くわけです。

最近では、小学生の将来なりたい職業にユーチューバーがランクインしてますよね。

日本のユーチューバーといえばヒカキンさんですが、彼がyoutubeに投稿を始めたのが2007年頃。

ユーチューバーという仕事は、ここ10年で認知された仕事です。

今の小学生たちは、こういった新しい仕事に就くと予想されているわけです。

今の仕事はどうなるの?

近い将来の10年後~15年後ぐらいの新卒の65%は新しい職種に就くと予想されるわけですが、今ある仕事の10年後はどうでしょう?

残る仕事もあれば、なくなってしまう仕事もあります。

法律の分野では、裁判前のリサーチにはコンピューターが既に活用されています。

弁護士アシスタントであるパラリーガルや、契約書専門、特許専門の弁護士の仕事は、コンピューターによって行われるようになっています。

産業革命の機械化によって肉体的な労働力が削減されたように、ロボットの発達によってさらに人の労働力が不要になっていきます。

そして、AIの発達によって弁護士や公認会計士といった知識労働者も次々と失業していくことが予想されるわけです。

少なくとも、市場やニーズの変化によって、今ある仕事の10年後の形は大きく変わりそうですよね。

どのようなタイプの人材が活躍し続けるのか?

変化の激しい時代ですが、どういった人が生き残って活躍し続けるのでしょうか?

それは、「変化に対応できる人材」

例えば、会社組織でもそうですが、ベンチャー企業で成長し続ける法人と失速する法人とがあります。

この差は何かというと、原因の一つが「社員を画一化するか」どうか。

法人が大きくなるにつれて社会的な責任も大きくなっていきます。

問題行動を起こす社員を放置すると、問題を起こして社会的に叩かれる可能性があるので、ルールを作って社員の行動をコントロールしようとします。

これ自体は問題ないのですが、ルールで縛りすぎると社員が画一化してしまって、イノベーションが起きづらくなっていきます。

そうすると、市場が変化した場合に、斬新なアイデアも生まれづらくなって失速していくわけです。

これは法人の話ですが、個人もそうで、考え方や行動が固まってしまうと新しい発想が生まれずイノベーションが起きない状態、つまり同じことを同じように繰り返している状態。

そういった人材は、いくら今が優秀だったとしても、長期的に活躍することは難しいですよね。

あるスキルに秀でた人材も、市場のニーズは変化するので、そのスキル自体がずっと重宝されるわけではありません。

だからこそ、柔軟に変化できる人材が結果的に活躍し続けることができるわけです。

まとめ

今回は、どういった人が生き残って活躍し続けるかについてでした。

今の小学生の65%が、今ある職種とは別の職種に就くと予想される時代。

私たちも仕事の形もどんどん変わっていくのも当然ですよね。

一昔前は、何かのスキルや仕事の仕方を身につければ、一生それでご飯を食べていけたかもしれませんが、今はそうも言っていられません。

時代に合わせて変化できる人は活躍することができますし、昔の自分にこだわって変化を拒むと衰退していく可能性が高くなります。

人間に与えられたもので素晴らしいものは知識欲。学んで試してみることは楽しいことです。

時代の変化は速いといえども、むしろそれは楽しい人生を送るための追い風かもしれませんね。

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