自己成長

組織に必要な人材は?それは先回りするのか後手に回るのかの違い。

2018年12月1日

一緒に仕事をしていて、スムーズに仕事ができる人と、そうでない人っていますよね。

もしくはレストランなどで接客されていて、気持ちの良いサービスもあれば、そうでないサービスも。

要は重宝される人材か、煙たがれる人材か。

今回は、仕事で分かれる3つのタイプの人材についてです。

先回りタイプ:事前にアプローチ

事前に問題を発見したり、課題を設定して、率先して動くタイプです。

例えば、両手が荷物などで塞がっている人がドアに近づいているといった場合を想定しましょう。

このタイプは、先回りしてドアを開けておいたり、ドア自体を自動ドアに取り替えたりするように発想します。

自動ドアに取り替えた場合、お客からするとサービスを受けたという感覚もないほどです。

既に事態が発生していることを見るのは誰にでもできますが、事前に想定してイメージして動けるところに価値があります。

そのため、スピード感を持って仕事を進めていきますし、組織としては一番ありがたい人材ですね

後手に回るタイプ:起きてから対処

事態が発生してから対処するタイプです。

先程と同じように、両手が荷物などで塞がっている人がドアに近づいているといった場合を想定しましょう。

後手に回るタイプは、その人がドアの前で困っているのを見て助けます。

困っている人を手伝ったので、わかりやすい手助けですね。

そして、わかりやすく感謝されます。

ただしスピード感に欠けるので、仕事の現場で忙しいときには、どんどんタスクが溜まってスケジュールも後ろに倒れがち。

先回りタイプが一流の仕事だとすると、後手に回るタイプは二流の仕事になります。

価値を発揮できないタイプ:無関心

組織を重くするのがこのタイプです。

またまた、両手が荷物などで塞がっている人がドアに近づいているといった場合を想定しましょう。

このタイプは、ドアの前で人が困っていても何もせずにスルーしてしまいます。

自分の利益のあることだけを考えているのか、人に対して無関心です。

組織にいると雰囲気がどんどん重くなっていくので、早急に対処する必要があります。

一事が万事

ちょっとした些細なことに、その人の仕事に対するスタンスや生き方が見えてきます。

イチローがMLBの公式サイトで「まるで子供に接するようにバットを大事に扱うイチロー」と題しての動画の特集が組まれましたが、一流の人は配慮が行き届いています。

もちろん、プロスポーツ選手の中には道具を大事にせずに一流の結果を残している人もいますが、概ね活躍の期間は短いです。

仕事にしても、どんなに大きなプロジェクトでも、ブレイクダウンすれば小さな仕事の積み重ねですし、地味な作業をすることになります。

そういったところで、丁寧な仕事ができるか、同僚に配慮できるかで人材としての価値が変わってきます。

そういった気配りができるようになれば、自然と色んなケースを想定して事前に動くこともできるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、仕事で分かれる3つのタイプの人材についてでした。

仕事に追われると大変ですが、仕事は追うと楽しいものです。

どんどん先回りして仕事をしていくと重宝される人材に。

その場で対処するような仕事の仕方であったり、そもそも無関心な姿勢だと、そこまで仕事を楽しめないのではないでしょうか。

どんどん先回りして仕事を追っていきたいですよね。

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