職場や友人関係を見渡せば、いつも元気な人もいれば、逆にいつも元気がない人もいますよね。
元気な人は顔つきも明るいので、周りにどんどん人が集まります。逆に元気がない人の周りの空気が重いので、どんどん人が離れていきます。
できれば元気な人と一緒にいたいですが、両者にはそれぞれどういった特徴があるのでしょうか?
今回は、元気な人に共通する特徴と、元気がない人に共通する特徴についてです。
元気な人に共通する特徴
相手を励ましたり元気を与えていることが、元気な人に共通する特徴です。
元気を誰かからもらったり、自然と湧いてくるのを待ったりしていませんか?受け身や待ちの姿勢だと元気になるまで時間がかかりますし、下手したらずっと停滞してしまうことになります。
それよりも、元気になるためには元気を誰かに与えることが一番の方法。
「その服カッコいいね!」「この前はありがとう!助かったよ!」「あなたなら大丈夫!」元気を与えている自分が一番元気になれます。
それもそのはずで、肯定的な気持ちや前向きな気持ちにならないと誰かを元気づけられないし、人を元気づけると逆にそういった気持ちになります。掛ける言葉もプラスの言葉なので、聞いている自分の感情も当然プラスになりますしね。
少し話がずれますが、自分を含めて周囲が焦っている時に落ち着く方法があります。
それは、周りの誰かに「ちょっと落ち着こう。」と声を掛けること。言った本人が不思議と落ち着きを取り戻せます。
元気についても同じで、周りを元気にしている人が一番元気になれます。
元気がない人に共通する特徴
過去を後悔してばかりいたり、自分から誰かに声を掛けないといったように、自分の中に閉じこもっていることが、元気がない人に共通する特徴です。
考えることばかりで体が動いていないと元気がなくなりがち。
元気がない時というのは、頭の中がネガティブな状態です。そういった状態でずっと考えていると、頭の中はひたすらネガティブな感情で埋め尽くされていきます。ネガティブのループにハマっているわけですね。
例えばプログラミングの場合、バクが含まれたプログラムを走らせると、正しい結果が出ません。当然ですがある日突然勝手にバグが取り除かれるといったこともないので、正しい結果が欲しければバグを取り除くことが必要になってきます。バグを取り除くと正しい結果が出るようになります。
思考も同じで、考え方がズレていると、考えた結果もズレてきます。必要以上にネガティブになっていると、結果としてどんどんネガティブになってくるので、まずは頭の中をチューニングすることが大切になってきます。
元気がない人と元気がある人との特徴の差は?
両者の差は「他者への働きかけがあるかどうか」です。能動的に他者とコミュニケーションを取れば元気になりますし、受動的に待ちのコミュニケーションをしているとなかなか元気になれません。
元気がないときは意識のベクトルが「自分・自分」と内側に向いています。自分に向いた意識のベクトルを外に向けてみると気持ちも切りも切り替わるので、次の記事「少し損をして生きる。意識のベクトルを外に向ける生き方。」をご覧ください。
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少し損をして生きる。意識のベクトルを外に向ける生き方。
自分から行動すると周りにも元気を与えられますし、それが還元されて自分に元気が還ってきます。
チアリーディングや応援団の人たちが元気なのは、人に積極的に働きかけているからなんですね。
元気が消耗している場合
ちなみに、元気がなさすぎて誰かに働きかけるのが億劫に感じているときは、体を動かしてみるところから始めてみてください。
心と体は深くつながっていて、体を動かすと心も動きます。たとえ気持ちが沈んでいたとしても、試しに1分間ずっと笑い声を上げていたら、気分も晴れてきます。
逆に部屋にこもってずっと考えていてもなかなか元気になることはできません。頭だけ使っていて体を動かしていないからです。
部屋にこもってベッドの中で丸くなっていても気分は上がりませんが、スポーツジムで体を動かすと気持ちも上がってきます。
体を動かすと元気も出てくるので、そこから他の人とコミュニケーションを取るようにすると無理なく元気の流れに乗ることができます。
引き締まった体は自信にもつながるので、まずは気楽に小さい負荷からの筋トレがいいでしょう。
▼5分で「腕立て→腹筋→スクワット→背筋」をやるサーキットメニューです。
筋トレってなかなか習慣になりづらいので、そんなときはプロの力を借りるほうが確実です。
まとめ:人と主体的に関わると元気になる
今回は、元気な人に共通する特徴と、元気がない人に共通する特徴についてでした。
元気な人と一緒にいると楽しいですし、元気ではない人と一緒にいると自分まで元気がなくなってしまいます。元気な人は周りに元気を与えていますし、元気がない人は他の人から元気を分けてもらっているわけですね。
自分一人で考えてばかりいると元気がなくなりがちなので、人との関わりを持つことが大切です。しかも受け身のコミュニケーションではなく、自分からの積極的なコミュニケーションがポイント。
元気は元気をどんどん呼んでいきます。
与えられるのを待つよりも、与えてしまった本人が一番に恩恵を受けているわけですね。