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「お金を稼ぐ=汚い」から「お金を稼ぐ=お役立ち」への価値観の書き換え

一万円札

「お金を稼ぐ」と聞くと、日本人の多くはちょっと「汚い」とか「下品」という印象を持つようです。

逆に、「ボランティア」や「無償」といったことが尊いようなイメージを持ちがち。

「お金を稼ぐ=悪、ボランティア=善」という信仰にも近い価値観が根付いています。

けれども、特に資本主義の世の中においてこの考えを信じ続けると豊かになれません。

私も以前はお金を稼ぐことに抵抗がありましたが、今は私はお金を稼ぐことに真剣です。

そもそもお金って何?

もしお金が世の中になかったらどうでしょうか?

想像するだけでも不便ですよね。

お金は次の3つの機能を持つとされています。

  1. 価値の交換
  2. 価値の保存
  3. 価値の尺度

お金がないと物々交換をする必要があるので取引しづらいですが、お金を使うことでスムーズにやり取りができます。

果物は腐ってしまいますが、果物を売って換金しておくと価値が保存できます。

100万円の商品と聞くと、どれだけ貴重な物なのかといった尺度にもなるわけです。

機能面から考えると、お金はすごく便利なものですよね。

お金を稼ぐ原則

取引には基本原則があります。

それは「等価交換」

両者を天秤にかけて、釣り合ったときに取引が成立するわけです。

例えば、100万円の時計があったとします。

ある人は、その時計に対して100万円の価値があると感じて、且つ、欲しいと思うから100万円を払うわけですね。

時計と100万円が釣り合った瞬間に取引成立です。

つまり、お金を稼ぐということは、お客さんが支払う金額に見合った商品やサービスを提供するということです。

100万円を稼ぐということは、100万円に見合ったモノを提供する(提供できる)ということ。

逆に、これを無償や格安で提供するということは、自分の提供するモノの価値を不当に下げることになるわけです。

お金を稼ぐということは?

お客さんがどういったときにお金を払うのでしょうか?

もちろん価値のないものには払いませんよね。

お客さんは次の2つの場合にお金を払います。

  1. 問題が解消される(痛みの除去)
  2. より快適になる(快楽の追求)

今まで面倒だった作業が自動化されたり、10時間掛かっていた作業が1時間に短縮されたらお金を払うわけです

つまりどういうことかと言うと、お客さんの役に立ったときにお金は支払われるわけです。

無価値なものを提供してもお金は稼げませんが、お客さんの問題が深ければ深いほど、快適になればなるほど、稼げる額が大きくなるんですね。

お金を稼ぐということは、どれだけお客さんの役に立てたか。

お金を稼げる額は、どれだけお客さんに深く貢献できたかなんです。

ちなみにオレオレ詐欺とかでお金を稼ぐことは論外。

当然の倫理観です。

胸に手を当ててみて、親族に話せない・勧められないビジネスは稼げたとしても取り組まないほうがいいでしょう。

清貧だと豊かになれない

貧しいこと(お金を稼がないこと)が美徳とされる価値観があります。

清く正しく美しくということは素晴らしいことだと思いますが、なぜか清く正しく美しく貧しくになっているわけですね。

この清貧の価値観は日本人に刷り込まれているものなので、疑問を持たずに生活しているとどうしても稼ぐことが悪いことのように感じてしまいます。

私も起業したての頃は稼ぐことに抵抗感があったので必要以上に割引きしていましたし、役に立ちたい精神で無償でサービスを提供したりなんかもしていました。

結果としてどうなったかというと、月の食費が236円という極貧生活を経験するところまで追い詰められることに。

自己犠牲精神に満ちた「いいヤツ」だったんですね(笑)

清貧は、一見すると崇高な印象を受けますが、間違いなく消耗して最後は力尽きます。

基本に振り返ってみましょう。

原理原則は等価交換です。

自分が提供するサービスを不当に安く売ると、どこかで辻褄が合わなくなってしまいます。

清く正しく美しく豊かに。

豊かになることは非常に大切です。

お金は稼いでしっかり支払う

お金を稼ごうと思ったら、どんどん人の役に立てばいいわけです。

そして、自分のサービスに自信をもって、正当な額を要求しましょう。

そしてしっかり稼いだらどんどん使いましょう。

提供されるモノに価値を感じたのなら、感謝の気持ちを持って正当な金額を払う。

不当に割引を要求したり金払いが悪いから、お金について変なイメージができてしまうわけです。

「お金」=「ありがとう」です。

どんどん稼ぐ人は「ありがとう」と言われていることで、金払いの良い人は素直に「ありがとう」と言えてる人。

稼げば稼ぐほど、支払えば支払うほど、「ありがとう」が循環するわけです。

お金を稼げる自分になる

今まで会った人の中で、お金を稼げる人で「お金を稼ぐ=汚い」といった価値観を持った人に会ったことがありません。

逆にお金を稼げない人に、「お金を稼ぐ=汚い」であったり、「お金をもらうことに抵抗がある」「お金をもらえるほどのものじゃない」といった自己否定の価値観を持っています。

けれども、もし稼ぐ力が今はなかったとしても、そこまでハードルを上げる必要はなくて、最初はスキルや経験が不足していても何とかなるものです。

大きな声では言えないですが、振り替えってみると私もコーチングを始めた頃は雑談レベルでした。

それっぽく乗り切ったこともありますし、みんな最初はそんなものです。

早い段階で稼ごうとする経験をするからこそ成長して実際に稼げるようになります。

会社員だとなかなか自分で稼ぐという感覚は身につきません。

自分で起業する、つまり自分の名前で勝負することで初めて「稼ぐ力」が身につきますし、お金を稼ぐことの楽しみを実感できるんです。

まとめ

日本人はお金を稼ぐことが汚いことのように思いがちですが、それは単なる思い込みです。

オレオレ詐欺などのようなものは論外ですが、稼いだお金は正当な対価です。

お客さんに役に立てた証拠ですし、努力した自分への報酬です。

どんどん稼いでどんどん使いましょう。

「お金を稼ぐ=汚い」ではなく「お金を稼ぐ=お役立ち」です。

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