投資は実際にやってみるのが一番の勉強ですが、知識として知っておいたほうがいいことは確実にあります。
私は学生の頃から株式投資をやっているので、投資歴も15年ぐらいになりました。
割と多くの本を読みながら試行錯誤してきましたが、その中でもオススメの本をこの記事では紹介します。
身銭を切って投資する以上は出来る限り資産を増やしたいところですよね。
投資のスタイルや対象は人それぞれですが、どんなスタイルだったとしても読んでおいたほうがいい本たちです。
海外の本が多いので少し読みづらいかもしれませんが、確実に気付きがあるのでご一読ください。
目次
金持ち父さん貧乏父さん / ロバート キヨサキ (著)
投資の本としては一番有名な本なのではないでしょうか。
資産の増やし方を学ぶ上でとてもわかり易い内容となっています。国や時代によって取るべき方法は変わるものの、資産を増やすための大切な考え方が紹介されています。
必読の一冊ですね。
敗者のゲーム / チャールズ・エリス (著)
投資で儲けようと意気込んでも、実際には負ける人が多いのが現実。では、負けないようにするにはどうしたらいいかといったことが書かれています。
アクティブファンド(投資者に代わってプロ(ファンドマネージャー)が銘柄や投資割合を決定する投資信託)はインデックスファンド(日経平均株価などの経済指標と同じような値動きをするように作られた投資信託)に勝てないことを軸に、インデックスファンドに積立投資をして、長期で保有することが大切といった内容です。
名著です。
ウォール街のランダム・ウォーカー / バートン・マルキール (著)
値段がつり上がった末に大暴落するというバブル現象が何世紀にもわたって繰り返されているといった歴史的事実をベースに記述されています。
アクティブファンドは、高い手数料が運用成績の足を引っ張るので、数料が少ないインデックスファンドの積立を長期に継続すればかなり確実に運用できるといった内容です。
投資をするなら読んでおきたい一冊です。
内藤忍の資産設計塾 / 内藤忍 (著)
アセットアロケーション(資産配分) とは、ポートフォリオ内の各資産の割合を調整することにより、リスクとリターンのバランスを取ろうとする投資戦略のことで、本書ではこのアセットアロケーションについて書かれています。
長期で資産を増やしたい人への投資の入門書といった内容です。
高勝率トレード学のススメ / マーセル・リンク (著)
トレーディングについて網羅的に書かれている本です。本書は次のような構成になっています。
第1部:トレーディングの心得
第2部:ニュースの利用
第3部:テクニカル分析
第4部:プランに基づくトレーディング
第5部:自己管理
トレーディングの全体像を把握する意味でもおすすめです。
デイトレード / オリバー ベレス (著)
積極的に売買する投資スタイルの人にオススメの一冊です。
本書には1つもチャートが出てこないのでテクニカルのハウツーではありません。トレーディングにどのように向き合うかといった心構えや心理的な内容が書かれています。
タイトルはデイトレードですが、デイトレに限らず、トレーディングの質を高めたい人は必読でしょう。
マーケットの魔術師 / ジャック・D. シュワッガー (著)
読み物として面白い一冊です。
通貨や株式などで成功したトレーダーたちへのインタビュー形式で書かれています。
他の本では教科書的な内容が書かれていることが多いですが、本書の、成功したトレーダーがリアルにどういった経験をしてきて、どういった考え方でトレードをしているかを知れるのが貴重です。
ゾーン 最終章 / マーク・ダグラス (著)
当たり前と思えるようなことを深く掘り下げて書かれています。
内容としては、トレードはギャンブル(確率のゲーム)なので、個々の取引はコントロールすることは不可能である。分析して取り入れた自分のシステムに従って正確にトレードすることで一貫した成績を残せるようになるといったことです。
冗長な表現があったりと少し読みにくいですが、気付きの多い一冊です。
投資苑 / アレキサンダー エルダー (著)
著者が精神分析医ということもあって、成功への鍵は精神面の確立にあるといったことが書かれています。
そのために、いかにして規律あるマインドを確立し、感情に流されないトレーディングの実践をするかを、具体事例を交えて解説されています。
チャートなどにも触れられていますが、資金管理についてのルール作りにつても気付きが多いかと思います。