そういった悩みをお持ちではありませんか?
ミーティングや会社の雰囲気など、明るいものもあれば、重たいものもありますよね。
そこでこの記事では、雰囲気作りにおいて、バカが重宝される理由について書きます。
具体的には次の順番にご紹介していきます。
- 影響力がある人が正論を言うと?
- バカが果たす役割は?
- グッドアイデアを出すためのバカげたアイデアの役割。
2分くらいで読めるので、ミーティングの雰囲気が重いと感じている方は、まずはご一読を!
年長者が正論を言うと?
ミーティングなどでは、誰がどんな内容を話すかで雰囲気が決まってきます。
特に影響力が強いのが、年長者や役職が高い人の発言。
そういった影響力が強い人が序盤から正解っぽいことを言うと、真面目な雰囲気が形成されますし、意見を出すこと自体がためらわれてしまうので、空気が何となく重い方向に進んでいきます。
良くも悪くも、影響力の強い人の発言は、場を支配してしまうんですね。
バカが重宝される理由
そういったなかで、明るいバカは重宝されます。
ブレストなどでも、新人や若い人がバカなことを言ったりすると、空気が一気に明るくなることってありますよね。
しかも、ハードルが下がるのでみんなが発言しやすくなります。
一見するとバカみたいな発言も、バカなことを言うこと自体がチームに対する貢献になっているわけです。
グッドアイデアを支えるバカげたアイデア
正解を求めてグッドアイデアのみを探し続けると、どんどん空気が停滞していってしまいます。
そういった状態だと、バカげたアイデアを出すこと自体もためらわれてしまうので、それっぽい正解のアイデアを出すのも遅くなってしまいます。
質の高い意見を選別してしか発言できないとなると、相当慎重な姿勢で意見を出す必要がありますよね。
パレートの法則に従うと、2割のグッドアイデアを出すためには、8割のつまらないアイデアが必要になってくるわけです。
バカなアイデアを積極的に出す必要はないですが、自由に発言していいという雰囲気のもとに大量のアイデアを出した結果、2割ぐらいが使えるアイデアがあるといったイメージです。
高橋晋平さんのTEDの動画が参考になるのですが、一見するとバカバカしいアイデアの中にヒットの種が埋もれています。
変にプライドが高いと、失敗したくないと強く思ってしまうため、つい正論を言ってしまいがちです。
けれども、自由な発想の議論を活発化させるためには、正論しか言わない人がそろったミーティングよりも、バカげた発言をする人が混じっていたほうが大量のアイデアのが出やすくなるので、実りのあるミーティングになりやすいわけです。
まとめ
この記事では次のことを書きました。
- 影響力がある人が正論を言うと、ミーティングの雰囲気が真面目で固いものになる。
- バカっぽい意見は場の雰囲気を和ませて、意見を出しやすくする。
- グッドアイデアは、バカげたアイデアの中から出てくる。
バカな発言をしたくないといった気持ちは誰にでもあると思いますが、バカな発言には場を和ませて議論を活性化させる役割があったりします。
そういった意味で、バカな役をあえてやってみるのもいいかもしれませんね。
人気記事 圧倒的な自分の才能(強み)の見つけ方。