時間不足の悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、時間不足の解消にはコスパよりもタイムパフォーマンスが有効であることについて書きます。
具体的には次の順番にご紹介していきます。
- 時間が足りない原因は?
- 生産性アップにはコスパよりもタイムパフォーマンスが重要
- タイムパフォーマンスを上げるには?
3分くらいで読めますし、時間不足に悩んでいる方は、まずはご一読を!
目次
時間が足りない原因は?
「時間が足りない…」
そうなってしまう原因は次の2つです。
時間不足の原因1:時間単位あたりの生産性が低い
目の前の作業に対する習熟度が低いことや改善の余地がある場合に起きる原因です。
中堅社員よりも新人社員のほうが仕事の処理スピードが遅くてなかなか終わらなかったり、もっと違うやり方があるかもしれないのに改善する試行錯誤がないために起こります。
一定時間の中で、より多くのことを、より質の高いアウトプットができるようになる必要があります。
時間不足の原因2:自分が処理できる以上のタスクを引き受けている
自分の時間は有限なので、その時間内で処理できる仕事量には限界があります。
例えば工場などにしても、ラインをフル稼働させたとしても生産できる量には限りがありますよね。
人も同じで、出せるパフォーマンスはどこかで頭打ちするので、自分の処理できる能力以上のものを引き受けていることで発生する原因です。
「時間が足りない…」のボトルネックは?
時間不足のボトルネックはどこにあるんでしょうか。
原因は大きく分けて前述の2つですが、原因2の「自分が処理できる以上のタスクを引き受けている」についても、時間単位の生産性を上げることである程度解消することができます。
つまり、原因1の「時間単位あたりの生産性が低い」を解消することができたら時間不足が大幅に解消されることになります。
時間不足解消にはコスパよりもタイムパフォーマンス
生産性を上げるにはコスパよりもタイムパフォーマンス
コスパよりもタイムパフォーマンスを意識することで時間不足を解消することができます。
コスパは費用対効果のことですよね。
一定の効果を上げるために、見込んでいた金額よりも安くなるとコスパがいいとなるわけです。
例えば、携帯電話を格安携帯に替えたらどうでしょう?
月の携帯代が1万円から5千円まで下がったらコスパがいいとなります。
お金についてはわかりやすい数字なのでみんなが意識していますが、生産性を高めるために意識したいのはタイムパフォーマンスです。
タイムパフォーマンスとは?
コスパが費用対効果なのに対して、タイムパフォーマンスは時間対効果のことです。
例えば、近所のスーパーよりも、離れたスーパーの野菜のほうが10円安いからと、15分離れたスーパーまで買いに行くのは、コスパは高いですがタイムパフォーマンスは低くなります。
タイムパフォーマンスを上げるには?
タイムパフォーマンスは時間帯効果、つまり時間あたりの生産性のことです。
この生産性を上げるには2つのアプローチがあります。
それは「量」を上げるのか、「質」を上げるのか。
一時間あたりに「100」の仕事をこなしていた人が、「120」の仕事をこなせるようになれば、「量」についての時間あたりの生産性は上がっていることになります。
また、一時間あたりに「そこそこキレイ」な資料を作っていた人が、「すごくキレイ」な資料を作れるようになれば、「質」についての時間あたりの生産性は上がっています。
「量」を上げることができれば、より短時間で作業を終えることができますし、「質」を上げることができれば、修正などの余分な作業がなくなります。
タイムパフォーマンスを上げるには、「量」を「質」を上げるかの2択になるわけですね。
まとめ
この記事では次のことを書きました。
- 時間が足りないのは、時間あたりの生産性が低いから。
- 時間不足の解消にはコスパよりもタイムパフォーマンスを上げることが大切。
- タイムパフォーマンスを上げるには、時間あたりの「量」か「質」を上げる。
他の国に比べて、時間あたりの生産性が低くて残業が多いのが日本の特徴。
コスパには意識がいきやすいですが、タイムパフォーマンスを意識することはあまりないのも原因でしょう。
タイムパフォーマンスを上げれば自由に使える時間も増えるので、時間あたりの生産性を上げることは非常に重要です。
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