コミュニケーション

「ギャフン」と言わせても結果的に損するのは自分

意見の対立
つぶやき
あいつをギャフンと言わせたい…

仕事をしていると相手をやり込めたいと思うことってあると思います。

けれども相手をやり込めようとしても百害あって一利なし。

そこでこの記事では、「ギャフン」と言わせても結果的に損するのは自分ということについて書きます。

「ギャフン」と言わせて満足するのは一瞬

仕事をしていると全員と馬が合うということはないでしょう。

相性が悪い人はいますし、中には協力的ではなかったり嫌がらせをしてくる人もいるかもしれません。

そんな時は、ギャフンと言わせてやり込めたい気持ちが出てくるかもしれませんが、もしギャフンと言わせることができても気持ちがスッキリするのは一瞬です。

恨みを買うことにもなるので、どっかでまた争いの火種になるだけなんですね。

ギャフンと言わせてもしっぺ返しにあうんです。

相手のために何が出来るかを考える

社会心理学者のロバート・B・チャルディーニさんの「影響力の武器」で紹介されている返報性の原理というものがあります。

これは、何かをもらうと返さなければと思う心理で、無意識下で強力に働きます。

相手がネガティブなコミュニケーションを取ってきたときに自分もネガティブなコミュニケーションを取っていたらネガティブの応酬合戦になってしまいます。

逆にポジティブな接し方をすれば、返報性の原理によって相手もポジティブに反応するわけです。

ギャフンと言わせると、相手もギャフンと言わせようとしてきますが、相手に貢献しようとすると、相手もあなたに貢献したくなるんですね。

ギャフンと言わせたい相手であっても、相手に何が出来るかという貢献の気持ちを持つことが、あなたにとって結局はプラスになるわけです。

まとめ

この記事では、「ギャフン」と言わせても結果的に損するのは自分ということについて書きました。

相手をギャフンと言わせても満足できるのはほんの一瞬だけ。

ギャフンと言わせても、結局は相手に不満がたまって返ってきます。

それよりも相手に何ができるか生産的に貢献したほうが、結局は自分に取ってメリットが大きいわけですね。

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