コミュニケーション

フィードバックは自分がどう感じたかと良かった点を伝えると効果的

2019年7月17日

アドバイスをする上司

職場の同僚や部下にフィードバックする機会があると思います。

フィードバックするときに褒めることで相手のやる気を引き出すことができますが、相手の行動によってどう感じてどう変化したかを具体的に伝えると、効果的に相手の行動を改善することができます。

そこでこの記事では、フィードバックでの伝え方について書きます。

フィードバックはシンプルに

指示した仕事に対するフィードバックもあれやこれやと気になったことを全部伝えてしまうのは要注意。

たくさんを一気に伝えると、受け取る側からすると何が大事か曖昧になって改善が中途半端になってしまいます。

また、一度言えば伝わるかというとそういったことはなく、クドいくらい言わないと伝わらないものです。

だからこそシンプルに要点を絞って伝えることが大切。

フィードバックのコツ1:感じたことを伝える

フィードバックはどう感じたかを具体的に伝える

フィードバックするときにはどう感じたかを具体的に伝えるのがポイントです。

  • 私はこんなふうに感じた
  • 私はこんなふうに考えさせられた
  • こういった点が助かった

といったように自分にどんな影響があったかを具体的に伝えるといいでしょう。

感じたことを具体的に伝えるメリット

もし客観的な分析が難しかったとしても、どう感じたかは真実であり、それを具体的に伝えることで相手にとって気付きがあります。

また、客観的なフィードバックをしようとした場合、伝え方によっては批判と捉えられてしまうことも。

相手のために言ったつもりが、上から指摘されたように感じられてしまって反発されてしまうことがあります。

どう感じたかを伝えることは、相手を批判したり、評価したり、正そうとしたりするわけではないので、一意見として相手に伝わりやすくなります。

フィードバックのコツ2:良かった点とセットで伝える

できていないところだけを伝え続けると、メンバーのテンションも下がってしまいますよね。

人は褒められたり成長していると感じれば嬉しいですし、仕事にももっとやる気が出てきます。

フィードバックのコツは「Good もっと」

「Good」と思える良かった点をまずは伝えます。そうするとメンバーも心を開いて聞く準備ができます。

心が開いていないと、反発心が生まれて伝わるものも伝わりません。

まずは良かった点を伝えて心が開いた状態にして、そこから「もっと」こうしたほうがいいという改善点を伝えるようにすると、受け取る側も受け取りやすくなります。

まとめ

この記事では、フィードバックでの伝え方について書きした。

フィードバックは場合によっては相手に批判と取られてしまうことがあります。

コツは、感じたことを伝えること。良かった点を伝えること。

相手が受け取りやすいように整えてフィードバックすることが大切です。

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