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褒められた時にしてはいけない一つのこと

喜ぶ男性

普段生活していると褒められることって何かしらあると思います。

そんなときに一つだけやってはいけないことがあります。

そこでこの記事では、褒められた時にしてはいけない一つのことについてです。

2分くらいで読めますし、まずはご一読を!

褒められたら否定しない

ハイタッチ

褒められた時にしてはいけないことは「否定する」ことです。

例えば、「すごいですね~」などと褒められたら、「いえいえ、まだまだですよ」「そんなことないですよ」といった具合に否定することですね。

もしかしたらお世辞で褒められたのかもしれませんが、相手が本気で褒めてくれているのに否定するとどうでしょうか?

相手の立場からすると否定された気になってしまってあまりいい気にならないですよね。

素直に受け取って、「ありがとうございます」「そう言っていただけて嬉しいです」と言ったほうが相手も気持ちがいいものです。

褒められた時に否定する2つの心理

否定してしまうのには主に2つの理由があります。

謙遜の文化

日本には昔から自分を落とすことで相手を持ち上げる謙遜の文化があります。

褒められたときも、素直に受け取ると自分の立場が相手よりも上になってしまうので、あまり美徳とは考えられないんですよね。

だから褒められたら否定することで自分を下げようとします。

自己肯定感が低い

意外に多いのが自分を承認することができないといった心理です。

つまりは自己肯定感が低いということですね。

褒められた時に「いやいや、自分なんて…」「そんな大したことではないよ…」といった具合に、自分のことを認めてあげることができないといった心理です。

褒められたら否定しはいけない理由

握手

否定してはいけない理由として、否定すると折角褒めてくれた相手を否定してしまうということ以外に、もう一つ重要な理由があります。

それは、自分で自分を否定してしまうということ。

世の中でうまくいきやすい人が持っている共通する特徴が「自己承認」が上手いということ。

些細なことでも「俺ってすごいな~」といったように自分で自分を褒めています。

逆に自己承認が下手な人は良い結果が出たとしても、「いやいや、まだまだ。もっと頑張らないと…」といって自分を否定してしまいます。

向上心が強いとは別の意味で、自分の努力や頑張りを認めることができず、常に満たされていません。

逆に、自己承認が上手い人は、結果として自己肯定感も強くなります。

相手から褒められたときも、しっかりと承認することで自己肯定感が高まるんですが、否定してしまうと自己肯定感が下がってしまいます。

「俺ってすごい!」と思っている人と「俺なんて…」と思っている人がいた場合、何か新しいことに取り組んだときに上手くいきやすいのは前者。

成功体験が多い人が自己肯定感が強くなりやすいんですが、相手から褒められたときも素直に受け取ることで認識としての成功体験が積み上がって自己肯定感が強くなります。

褒められたときに否定してしまうと、自己肯定感が下がってしまうので、人生にプラスの影響が出ないんですよね。

まとめ

この記事では、褒められた時にしてはいけない一つのことについて書きました。

否定してしまう心理としては、謙遜であったり自己肯定感の低さが原因です。

謙遜は美徳ではありますが、褒められたときに否定すると、相手を否定するばかりか自分で自分を否定することになってしまいます。

謙遜という美徳以上にデメリットが大きいんですよね。

褒められたときに否定してしまっているとしたら、「ありがとうございます」と言って素直に受け取ってみるようにしてみてください。

最初は落ち着かないかもしれませんが、習慣になると自己肯定感がどんどん高まっていきます。

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