部下が成長したがっているかどうかを見極めることは大切。取り組む意欲がないのに無理強いしても高い成果は望めないでしょう。
そこでこの記事では、部下が成長の過程のどの段階かを確認する2つの質問について書きます。
2分くらいで読めるので、まずはご一読を!
成長できるタイミングかを見極める2つの質問
部下や子供を教育するにしても、それぞれタイミングがあるので、状況によってアプローチが変わってきます。
覚悟が決まっていないのに、スパルタ式に鍛えてもすぐに離脱してしまいますよね。
相手がどれぐらいやる気があるのかを見極める2つの簡単な質問があります。
- もっとうまくなりたいか?
- すぐに成果がでなくても継続できるか?
成長するために必要な2つの要素
何かに取り組んで大きく成長するためには2つの要素が必要になります。
その要素とは、「意欲」と「覚悟」
この2つがあれば、継続的に成長することができるので大成します。
改めて、さきほどの2つの質問を見てみましょう。
- もっとうまくなりたいか?
- すぐに成果がでなくても継続できるか?
もっとうまくなりたいか?
これは「意欲」を確認するための質問です。
本人にやる気がないのにやらせても多くの場合うまくいきません。
子供のころは勉強よりも友だちと遊んでいるほうが楽しかったと思いますが、目的意識をもって勉強している子と、無理やり勉強させられている子とでは吸収率は全然違ってきますよね。
まずは意欲があるかどうかが大事で、Yesであれば2つ目の質問にうつります。
もしNoであれば、興味付けを行って関心を持ってもらうように対応するといいでしょう。
例えば、歴史は暗記するものだと思ってつまらないと感じている人も、オリラジの中田さんの授業であれば興味がわくのではないでしょうか。
興味を持てば取り組む姿勢も変わってきます。
すぐに成果がでなくても継続できるか?
これは「覚悟」を確認するための質問です。
やる気があっても三日坊主で終わるのはよくあること。
また、どんなことでも右肩上がりで成長するといったことはなくて、ある程度のところで成長が停滞して、しばらくもがくとまた成長局面入って、また停滞といったサイクルを繰り返します。
成果が出ていると楽しいのは誰でもそうで、成果が出ないときにも継続できるかどうかが成長できるかどうかの分かれ目。
継続するためには覚悟が必要で、「すぐに成果がでなくても継続できるか?」という質問で確認します。
もしYesであれば、定期的にケアすることで継続的に成長していきます。
Noであれば、他に興味の対象があるのかであったり、どういった生き方をしたいのかであったりをヒアリングして対応する必要があります。
まとめ:部下の状況を確認してペースをはかる
この記事では次のことを書きました
- 成長するためには「意欲」と「覚悟」が必要。
- 意欲を確認する質問:「もっとうまくなりたいか?」
- 覚悟を確認する質問:「すぐに成果がでなくても継続できるか?」
- 相手の状況を考慮してアプローチを変える。
以前はハードマネージメントで命令すれば部下はついてきましたが、今はよっぽどカリスマ性があるか信頼がない限りは難しいでしょう。
一昔前とは違った能力がマネージャーにも期待されています。
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