入社してしばらくすると部下がついている人もいると思います。
仕事に不慣れな部下を見て、微笑ましく思うこともあれば頼りないと思うことも。そう思って部下を見ているつもりが、逆に部下は自分のことを見定めていたりするものです。
今回はどういった人が優れたリーダー(上司)かといった内容です。
目次
リーダーに求められる特徴は?
リーダーが誰よりも行動しているか
リーダーの立場にいる人の中に、仕事を割り振ったりクチを出すだけで現場で体を動かすことを嫌がる人がいます。営業だったら部下からの依頼があっても同行しなかったり、カメラマンだと面倒な撮影を若手に押し付けてしまったり。
もし自分が部下だとしたら、こういった人についていきたいと思うでしょうか?
漫画「キングダム」の主人公の信は、人の上に立つ立場になっても前線で戦っています。「ワンピース」のルフィーにしてもそうです。
部下よりも行動して結果をだしているからこそ、リーダーは信頼されます。
リーダーは行動を見られている
ゴールデンサークルで有名なサイモン・シネックが、優れたリーダーについて語っています。
動画の最後に彼はリーダーについて次のように話しています。
自ら率先して行動する人間こそリーダーです。
誰よりも先にリスクを冒す人間こそリーダーです。
部下が守られ安心できるよう部下のためを考え自らは犠牲になる選択をする人間こそリーダーです。そしてこの選択によって自然と人々が皆のために犠牲を払うようになります。
皆のために血と汗と涙を流してリーダーのビジョンを実現させようとします。なぜそんなことをするのか?
なぜその人のために血と汗と涙を流すのか問われたら誰もがこう答えるでしょう
「彼らも自分のために同じことをしたでしょう」と。そんな組織で働きたいとは思いませんか?
引用:「なぜ優れたリーダーの元では安心を感じられるのか」
優れたリーダーはまずは誰よりも先に行動を起こし、部下のために自分を犠牲にすることもあります。
リーダー自身が自分を犠牲にしてまで部下のことを守ってくれたら、リーダーに対してどんな印象を受けるでしょうか?「この人のためなら!」っていうように、損得なしで体が勝手に動くのではないでしょうか。
リーダーの中には部下をコマのように扱う人がいますが、コマとして扱われたほうはたまったものではありませんよね。
部下に要求するよりも、まずはリーダーが率先して戦って、部下に愛情を注ぐこと。リーダーの行動を部下はちゃんと見ています。
リーダーは長期的に人を評価して育てる
部下は上司を3日で見極める
みっちり一緒に3日間ぐらい仕事をすれば、だいたい相手がどんな人かってわかりますよね。指示出しが的確か、仕事が丁寧か、雰囲気を作れるかなどなど。
仕事の精度や臨機応変さなどは一緒に働いてはじめてわかります。部下の立場からすると、だいたい3日ぐらいで部下は上司を評価しています。
上司は部下を見極めるには3年かかる
逆に上司は部下を3日で見極められるかというとそういうわけではありません。
それはなぜかかというと、上司の下につく部下は、基本的には上司よりも経験値が低いです。そのため、未熟と思える部下も、成長という伸びしろがあるので接し方によっては化ける可能性がありますよね。
経験値の高い上司の立場から、数日で「あいつは仕事ができない」といって決めつけるてしまうのは判断が早すぎます。見極めるためには数年はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
リーダーに求められる仕事として人材育成があります。チームメンバーよりも長いスパンで考える必要があります。
理想のリーダー(上司)のイメージ
世間一般ではどんな人が理想のリーダー(上司)と思われているんでしょうか?
明治安田生命が毎年「理想の上司」アンケート調査を行っています。
2018年
【総合ランキング 男性上司 】
1位:内村光良
2位:松岡修造
3位:タモリ【総合ランキング 女性上司 】
1位:水ト麻美
2位:天海祐希
3位:吉田沙保里引用:「理想の上司」アンケート調査(明治安田生命)
好かれるリーダーと実際に優れたリーダーというのは全く別ですが、部下の立場から見た求めるリーダー像とはどういうものかの参考になります。
“親しみやすい”、“優しい”、“頼もしい”、”情熱的”といったものがキーワードになりそうですね。
私は、5位にランクインしていた明石家さんまさんや20位の笑福亭鶴瓶さんと一緒に仕事できたらと思いました。
まとめ
今回は【優れたリーダーが持つ資質】その特徴とは?について書きました。
リーダーとして求められる特徴として、率先してリスクを取って行動していたり、自分を犠牲にしてでも部下のことを考えているかが挙げられます。私の今までの上司を振り返ってみても、「この人についていきたい!」って思える上司はそういった特徴を持っていました。
逆に、クチだけで行動しなかったり、上司自身を守ってばかりの人とは仕事から離れると疎遠になることが多いです。
リーダーはチームや組織をまさにリードする存在です。自分が率先してリスクを取って冒険していたり、チームメンバーに対する愛情が深い人こそ、リーダーにふさわしいのでしょう。
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