言わずに察するのが日本人の美徳とされていますが、人生を好転させたり叶えたい夢や目標がある場合は、心理学的には公言するメリットは大きいです。
今回は、心理学の公表効果などをもとに、公言するメリットを紹介します。
公表効果とは?
心理学用語で「公表効果」というものがあります。
どういったものかというと、口に出して言ってみたり、周囲の人に宣言することで、言ったことが実現するということです。
例えば、ネガティブな言葉を口にするとネガティブな気持ちになり、ポジティブな言葉を口にするとポジティブな気持ちになります。
普段の口癖は自分が思っている以上に、自分の気持や行動に影響を与えています。
夢を公言して信念を強化
言葉にすることで、自分の考えが強化されていきます。
この効果を活用すると、自分の叶えたい夢を公言することで、その信念が強化されます。
「俺は社長になる!」「俺は金持ちになる!」「俺は○○になる!」
強化された信念が原動力になって夢が実現されやすくなります。
「俺は海賊王になる!」(笑)
有言実行で信用獲得
公言したほうが公表効果により夢は実現されやすくなります。
また、宣言してから達成することで信用が獲得できます。
こっそり行動して、うまくいった場合だけみんなに言って、失敗したときは秘密にしている。
もしくは、予め周りに宣言しから挑戦して、そして達成する。
どちらのほうが信用できるでしょうか?
宣言してから達成するといったことを何回かすると、「この人は言ったことをやるよね~」という雰囲気になって、発言が信用されるようになります。
公表効果によって宣言したほうが達成確率は上がりますし、達成し続けることで信用が生まれます。
宣言したのに失敗したらカッコ悪いと思って宣言することをためらってしまうかもしれませんが、本当にカッコ悪いのは挑戦することから逃げたり、挑戦する人を批評するだけで自分が挑戦しない人です。
宣言するだけで達成確率が高くなって信用も勝ち取れる可能性があるとしたら宣言しない手はないですよね♪
負けてからビッグマウスになる勇気
うまくいったときは誰でも皆に自慢できるものです。しかし、失敗したときは恥ずかしいやら情けないやらで声が小さくなってしまいがちです。
けれども、うまくいかなかったときこそ、改めて夢や目標を掲げることが大事です。
口に出したことがどんどん現実化していきます。
「絶対に次はうまくいく!」と言うのか「俺なんて。。。」と言うのか。
負けたときこそビッグマウスになることが大事です。
まとめ
今回は、心理学の公表効果などをもとに公言するメリットを紹介しました。
普段使う何気ない口癖が自分自身の気持ちと行動に影響を与えています。
また、公言するほうが達成確率が高まりますし、宣言してから達成することで周りからの信用も獲得できます。
こっそり挑戦して安全圏で達成していくよりも、公表効果を使って宣言して達成していくほうが人生は加速されます。